はじまりのウタ。
Mail / いづる
師匠との盃。
久々に師匠と会って飲みました。

一ヶ月前くらいに予定を決めたときは、
正直いろいろ話を自分の聞いて欲しいなあ、
と思っていたけれど。
その日になってしまったら、
いつもどうり楽しく飲もう、という気分だった。
はず、だったのだけど。

なんかずいぶん疲れてる、
と一発で見抜かれてしまい。

あれはどうした?
これはどうした?

と尋ねられるうちに、
今の現状と、
不安や心配や、
そんなのが全て引き出されていて。

気がつくとほんとに、洗いざらい話した感じ。

なんか楽になった。

カウンセラーみたいだなあ。この人は。


師匠とはもう知り合いになってずいぶん経つけど、
いつもいつも、
いろんなことで助けてもらっている。

一方的に与えてもらっていると思う。

どうしてこんなに、
助けてばかりでいてくれるのだろう。
不思議に思うくらい。

自分はそれにどれだけ何か、
返すことができているだろうか?
申し訳なくなるくらい。


師匠は尊敬できるひとだし、
でも身近で親しみがあって、
愛嬌のあるひと。

大事なひとだし、
幸せになってほしいひと。

たとえ自分との関わりがなくなっても、
二度と会うことがなくなったとしても、
ずっとそう思えると思う。


自分のエゴや、
執着や、
情や、
そんなものから開放されて。

誰のことでもそう思えれば。
誰も苦しむこともないだろうな。


ああ、師匠は♀です。
ほんと残念だけど。笑


2007年04月30日(月)