2003年01月20日(月) |
ピーターパンシンドローム
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きのう映画館でかっぱらってきたフライヤーの中に見覚えのある名前を発見した。
か、監督!?
まったくの同姓同名の予備校時代の友人のフルネームに驚いた。
たしかに映画監督になっていてもおかしくはない。
あながち本当かもしれない彼の未来にドキドキしながらフライヤーの隅々まで目を通す。
デビューしたてだということや、新人賞を獲ったとか、なんとなく真実みのある経緯。
年の頃を考えてもあり得なくもないか。
居ても立ってもいられなくなり、
めったに自宅でネットをしないワタシだがとりあえずヤフーで検索かけてみた。
ドキドキしながら彼であってほしいという願いを込めて結果を待つ。
違った。
「65年生まれの・・・」などという検索コピーで一目瞭然だった。
ちょっとガッカリ。
Nくんとは同じ予備校の良きライバルであり、仲良くさせてもらったが、
ワタシが現役合格にこだわり、高校卒業と同時に予備校を去ってから、
なんとなく疎遠になった。
結局彼の2浪目までしか連絡を取っておらず、その後の行方は知れない。
去年の横浜トリエンナーレで見かけたような気がする。
なんだー、旧友の活躍に期待したんだけどな。
この時期になると、なんとなく無謀な受験時代を思い出して懐かしくなる。
45倍くらいの倍率で受験したのって頭おかしくないか???
1次試験合格者なんか受験番号1〜100番までで受かってた人、1人だった。
キョーレツすぎて未だに覚えてるんだけど
気合い入ってたアタシの受験番号は「52」。(これって超早い)
合格発表のとき「え?マジで?」ってかんじだった。
目の前でF1やってるよーな、ビュンッって飛ばされていったの、受験番号。
たしか、2番の次が100番台で。
思いっきり才能騙されてたもんなぁ、予備校に。
思い知ったもんなぁ。担がれてたんだなぁ。
騙され続けてアタシ以外のほとんどのコが浪人しちゃったけど、
翌年同じ大学に入学してきた旧友が後悔してたもんなぁ。
夢見る力と先見る力の配分誤っちゃうと取り返しつかないからね、と、
当時からアタシはたいそうリアル主義だったんです。かわいくないですね。
そのせいか今、小さくまとまってる気がしてなりません。
だからこうして昔の友に夢を託した気持ちを味わってみたかったんですが、
そんなズルイ思惑は外れて当然ですね。
センター試験の問題が新聞に載ってました。
広告欄が予備校だらけなのがイタイぜ。
そして毎年、母校から通信教育と院の入学案内パンフが送られてくるんです。
寄付金もめげずに。
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