アルの日記
DiaryINDEXpastwill


2001年11月18日(日) 温泉の水と良い事

いか〜ん!
毎日欠かさず更新していたのに一日空いてしまったぁ〜〜〜。
う〜ん・・・まあでも忙しくて書けない時だってあるのだ!
俺は気にせん!気にせんぞぉ〜!極端はいかん!(←解説:完璧主義・キッチリズム・強迫観念に支配されていた昔の自分を思い出しながら格闘している、笑)

昨日は本屋に行った。
家の近所には中規模の本屋が5、6軒あるのだがそれでもやっぱり品数が少ないので大きい本屋にちょくちょく行く。
よく行くのが神田の三省堂(近くの楽器屋もついでに寄る)、日本橋の丸善(洋書の数が多いのだが売り場面積が小さくなってしまったようだ。あと、近くにある居酒屋のランチメニューであるマグロのヅケ丼定食がお気に入りだったりする。味もボリュームも値段(680円)もエクセレントだ。)、あとは川口の書泉。
昔、渋谷で働いていた頃はブック1stに寄ったりしていたが最近はめっきり行っていない。

で、昨日は車で川口の書泉に向かった。他の二件よりも多少家から近いのだ。
川口に着いてからデパートの商品券を持っていたのを思い出して予定を変更してそごうの中にある本屋で本を三冊買った。
車に戻って助手席の上に置き忘れていた携帯電話をみるとメッセージが一件入っていた。
「・・・温泉の水いらな〜い?・・・」
う〜ん・・・シンプルでストレートなメッセージは友人Mからだった。
Mは山の中で自然に囲まれて生活したいらしく、ここ1週間くらい場所探しに奔走していて長野に行っていたらしい。
そしてその夜会うことにした。

「温泉の水か〜・・・もしかしたら風呂桶一杯分持って帰ってきたのか?う〜ん・・・Mならやりかねん・・・。」
と思っていたのだが500ccのペットボトルに汲んだ飲める温泉の水だった。
何度か飲める温泉の水を飲んだことがあるがこのMが持って帰ってきた物にはかなりびっくりした。
何ていうかレモン水の味がして後味が少し渋くてしびれる感じ。
たまにそういう味のする温泉があるらしいのだが俺はその存在自体知らなかったので感動してしまった。
色は無色透明なのだが熱すると赤くなり、緑茶にほんの少し垂らすと緑茶が黒くなる。
何に効くのか忘れてしまったが、毎日少量しか飲んじゃいけないらしい。
しかも寝る前は駄目で朝飲むのが良いみたいだ。
今日もさっき飲んだのだが何か効いてる感じがする。
おいしい・・・・・がほんとに飲んで大丈夫なのか!?

そして旅の写真の現像が終わっていたのでMに見せてもらった。
Mはどこの国だかわからないが前々回くらいの旅で知り合った日本人の彼女と一緒に今回はアジアの国々を1年ほど回ってちょっと前に帰ってきたのだった。
写真とはいえMの彼女を見るのは初めてだったが・・・う〜ん・・・可愛い・・・Mの好きそうな繊細で純粋で性格の良さそうな感じがにじみ出ていた。
「ちくしょうめ〜」
俺はつぶやいた(←もちろん心の中で、笑)。
他の写真はまあ風景やら生き物やらバカやってる写真(ネパールの山で刈ったBudsガンガンのいかにも効きそうな大量のハッパやら色々な種類のマッシュやら)。
ん〜・・・・・相変わらずフリークだ・・・笑。
そういえばあの彼女の明らかにハッパで浄化されたような目や表情を俺は見逃さなかった・・・。

まあ、そんなことはどうでもいいとして、今回彼らは鉛筆をバックパック一杯に詰めて持って行き、各地の小学校などで配っていたらしい。
草の根的なところで良いことをしている人は結構多いのかもしれない。
けっして変な観念を持って押し付けがましくやってるのではなく旅の数ある目的の一つとして楽しんでやってるところがいいね、って思った。
そういえば俺も昔インドのカルカッタでボランティアをしようとしてサダル(←安宿街のある通り)から徒歩でマザーテレサの家に向かったことがあったのだが結局たどり着けずに終わってしまった。近かったはずなのに・・・。
う〜ん・・・俺は好奇心+自慢できそう、みたいな心が多少なりともあったのでこの世界を司る見えない何物かが俺がたどり着くのを阻止したのだろうか・・・笑?
はははっ、それはないか・・・。
結局、人間なんてそんなピュアできれいな生き物ではないのだ。
一人の人間の中に良心も悪意も混在するのが自然なことであり真実なのだ。
まあ、一部の聖人は別なのかもしれないが・・・。
要はバランスの問題。理性の問題。

思うんだけど自分が八方塞で苦しくてどうしようもなくなっている時はせめて自分の回りにいる人に自分ができることを考えてしてあげるっていうことはかなりの効果があるように感じる。
自分の内側にエネルギーを注ぐのではなくて外に向けてみることも必要なのだと思う。
Pay it forwardって映画があったけどあの中で誰か3人に自分ができることをしてあげてさらにその3人がそれぞれまた3人の人にできることをしてあげてどんどんその恩を回していくっていう、あれはやっぱり現実には無理なのかなぁ〜・・・。
最後ちょっと悲しかったし・・・。
う〜ん・・・・・結局、悪いことをしたら悪いことが何らかの形で帰ってくるし、良いことをしたらまたそれも良いことが何らかの形で帰ってくるっていう当たり前のことが実は凄い重要だなぁ〜ってつくづく思うんだけどその当たり前のことってほんとに難しいのかな・・・。
う〜ん・・・・・悩みは続く・・・・・笑。







アル |MAILHomePage

My追加