アルの日記
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2001年11月19日(月) 思考停止

う〜ん・・・今日は停滞気味だ。
さっき読書中うとうとして眠ってしまった。
本読んでても全然ページが進まない。
文字を追っててもすぐ頭の中で違う事が浮かんでしまってあれこれ考え込んでしまう。
いかんいかんと思ってまた読み始めてもすぐにまた違う事が浮かんできて考え込む。
集中力が散漫になっていて意識が低下している。
頭がぜんぜん回らない。
仕事探しもここのところ停滞しているし・・・。
でも思考を停止してしまってはいかんので頑張って日記を書こうと思う。
支離滅裂でわけのわからない文章になってしまったらごめんなさい(To:読んでくださっている皆さん)。

思考を停止していた時期があった。
考えることを止めてしまえば楽になれるかもしれないと思った。
人に合わせてただ流されて流されて自分を消してしまえば楽になれるかもしれないと思っていたのだ。
周りの人すべてが羨ましかった。
みんな普通のことが普通にできるのに何で俺はできないんだろうって。
自分だけ何でこんな駄目人間なんだろうって思っていた。
親のせいにしたこともあった。
人のせいにしたこともあった。
社会のせいにしたこともあった。
日本のせいにしたこともあった。
でも、心の奥底で「なんか違うぞ、なんか違うぞ。」っていつも思っていた。
そう、やっぱりその心の声は正しいのだ。
前付き合っていた彼女に「アル(HN)はあともうちょっと、ほんのちょっと考え方を変えられたら楽になれるのに・・・。」って言われたこともあった。
しかし、自分の抱えている問題は人にはわかり難いのです。
いくら人から普通に見られていてもやっぱり自分は問題を抱えているのです。
そしてその抱えている問題に直面していかないかぎり状況は好転しないのです。

そう、やっぱり自分に課された課題から逃げちゃ駄目なのだ。
心の声に耳を傾けて、考え、実行していくという試行錯誤のプロセスを繰り返し行っていくしかないのです。
そして個性、独自性というのはその過程の中で生まれてくるものなのだと思うのです。
けっして自分の感覚(心の声)を離れて生まれてくるものではないと思うのです。
それゆえ少なくても自分は思考を停止してしまってはやっぱり駄目なのです。

フロイトもユングもそれぞれ神経症、分裂病という問題を抱えていてそれを治そうとして試行錯誤を重ねてそれぞれの理論を確立した。
僕は分裂症的だったのでユングの方に共感を覚えるんだけどやっぱり人それぞれの個性によって合う合わないの相性があると思う。
内観療法やら、森田療法、論理療法、来談者中心療法、箱庭療法、音楽療法、ゲシュタルト療法etc etc・・・カウンセリングの理論はいっぱいあってどれもある程度の効果は自分に与えてくれるけどやっぱりそれ以上は行かないのです。
一人一人の個性は枠を作ればくくることはできるかもしれないけど似ている人間同士でもやはりどこかが違うのです。
だから結局は僕はそれらを参考にしながらも自分で自分の治療法を確立するしかないのです。
他力本願だけではいけない。
だから僕はこれからもずっと心の奥深くに眠っている自分の声に耳を傾けて考えて、悩んで、試行錯誤を繰り返さなきゃならんのです。

う〜ん・・・まあでも結局はただ悩んでるのが好きなのかな・・・俺、笑。






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