アルの日記
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2002年01月31日(木) Child Prostitutes

今日はTime(アメリカのニュース雑誌)が送られてきたのでその中の特集記事を読んでた。
この雑誌はあくまでアメリカ人の価値観で書かれたものなのでそのまま鵜呑みにしてしまっては駄目なのだが、アジア版なのでアジアの情報がけっこう載っているためちょくちょく読んでいるのです。

今週の特集記事を簡単に要約すると、この記事を書いたアメリカ人Alex Perry氏と付き添いのカメラマンJonathan Taylor氏がタイ北部の町Mae Sai(メーサイ)のbrothel(売春宿)を取材し、そこにいたミャンマーから売られてきた少女LekとTip(12〜15歳くらい)を助けようと思い、その売春宿のおかみさんに41500バーツ(約124500円)を支払うが結局、空港で飛行機に乗せてもらえず失敗に終わってしまうという話。
なんとその売春宿のおかみさんのことをMama San(ママさん)という日本語で表現していた・・・う〜ん・・・どうしたものか・・・。

このTipという少女はミャンマー側のGolden Triangle付近に住む少数民族Akha族の出身であり、貧しさゆえに母親に売られてしまったのである。
こういう貧しい村々を車で回って少女たちを買い付けに来る専門の業者がいて、検問所では賄賂を支払い、必要書類は偽造して連れてくるのである。

ちなみに、このGolden Triangleというのはタイ・ミャンマー・ラオスにまたがる三角地帯で昔からケシの産地として有名な所。
ケシからOpium(アヘン)が取れ、それを精製するとモルヒネになり、さらに精製するとドラッグの王様ヘロインになるのである。
それゆえこのAkha族の村などにアヘンやヘロインをやる目的で訪れる旅行者も結構いる。
こういう貧しい所は観光客が落としていくお金がでかい。
例えばネパールなんかは観光客が落としていくお金が一番の収入源なのだ。
それでも娘を売りに出したほうが手っ取り早くお金になるため、娘を手放す家族が後を絶たない。
昔、日本も貧しかった頃は同じように娘を売ったりしていたのだろうけど・・・。

この記事によるとアジアには少なくとも100万人のChild Prostitutes(子供の売春婦)がいるらしい(ILOの統計)。
その多くはタイ、インド、台湾、フィリピン。
世界の極貧者(1日の稼ぎが1ドル以下)の3分の2がアジアに住んでいて、その数はざっと7億9千万人。
エイズの蔓延により、その可能性の少ない少女に人気が集まってきたというようなことが書いてあったけど、俺はそうは思わない。
っていうかそれもあるだろうけど、世の中にはロリコン変態男がたくさんいるのだ!
いくら需要と供給の関係が成り立っていて、サービスの代わりにお金も払ってるんだから貢献しているとしても、やっぱり子供はいかんよ〜。
後で自己嫌悪に陥らんのかな〜?・・・・・わからん。

そりゃ〜俺だって人一倍性欲はあるし、はっきり言って絶対にロリコン的な側面がないかと問われたら自信を持って「ない」とは答えられないかもしれんけどさ〜(笑)、でもセックスなんて心が通った相手としないとたいして気持ちよくないだろ〜よ。
もしそういう衝動に駆られたとしてもそこは痩せ我慢せにゃ〜いかんよ〜。
それかせめてそういう関係のHビデオやH本で妄想だけに留めておかなきゃ〜。

っと現在、無職で半引き篭もり彼女無しの私は思うのでした・・・・・涙。







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