アルの日記
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う〜ん・・・エロスについて論ずる時は慎重にならねばならない。 別に俺に変な性癖や考え方があるわけではないのだが・・・。 でもやっぱり男も女も一番の関心事は? っと問われたら異性のこと(つまり直接的・間接的に関わらずエロス)についてではないだろうか? 「そんなことないよ。」っと言う人はやっぱり「エロス」を意識し過ぎているがゆえにタブーのように抑制して他のことで頭を一杯にしているか、ちょっと不自然な観念が刷り込まれてしまっているんだと思う。 まあ現実的な生活のやりくりに精一杯で意識が違う方向に向いてしまっているというのもあるかもしれない。 でもエロティックな感覚を抱くのはごく自然なことなのだ。
しかしここで同性愛について考えてみるとちょっと話がややこしくなる。 はっきりいって俺は女の子が好きなので彼ら(彼女ら)の気持ちはよくわからん。 まあでも頭では理解できなくもないのだが・・・。
昔、レズビアンの子に突然カミングアウトされたことがあるのです。 当時、一緒に音楽をやろうと思って彼女の住んでいるアパートに行って創った曲を聞かせたり色々と話をしていたのだが、確か2回目に遊びに行った時だったかな・・・突然、何の前触れもなくストレートに「私、レズビアンなの。」とカミングアウトされた。
正直言って俺はびっくりするどころか「あぁ〜、やっぱりそうなんだ〜」っていう感じで疑問が一気に解消したのだった。 何て言うんだろう・・・初めて見た時からなんか違和感を感じていたのだ。 目から発せられてるエネルギーも何か普通の女の子のものではない。 「なんなんだろうな〜・・・う〜ん・・・一体何なんだろう、この違和感は・・・。」 っと思っていたので、その発言には妙に納得してしまったのだった。
それと同時に「う〜ん・・・やっぱりお母さんとの距離が近すぎたのかなぁ〜」とか考えていたらまさに図星で聞いてもいないのにいろいろと語ってくれた。 「私ねぇ〜、すっごいマザコンでね〜・・・。父親はヤクザ者でさ〜、ずっと大嫌いだったんだ〜。」 う〜ん・・・なるほど・・・。 「でもね〜、私ね〜、レズっていうかバイセクシャルなんだ。」 ・・・・・へッ???・・・これはちょっと意外だった。 「6年間付き合った彼女がいたんだけどね〜。別れてから男と付き合ったんだけどね〜・・・・・でもその男はずっと「おかしいな〜」って思ってたと思うよ〜。だってさ〜、私、レズビアンだし〜・・・。」 う〜ん・・・女性から「彼女がいた」という言葉を聞くのは何だかやっぱり不思議な感じがした。
昔、私はサンフランシスコに留学していたことがあったので、その手の話にはあまり違和感もなくついていける。 アメリカには1200万人から2000万人のゲイ(←男も女も関係なくゲイと呼ばれる)がいると言われているが、その中でもシスコはメッカなのです。 例えば、カストロ・ストリートとかポーク・ストリートとか歩いてるとゲイにナンパされたりするわけである、笑。 街中にレインボーの旗を掲げているアパートがあったりするが、あれはゲイである証なのだ。 シスコはちょっと変態が多い町なのです。 毎年、ゲイ・パレードをやったりもして、しかも凄い大規模なわけです、笑。 ふっと後ろを振り返ると、ほとんど裸同然でかなりきわどい革製のボンデージファッションに身を包んだ筋肉ムキムキで毛深いおっちゃんがいたりするわけです、涙。 また、パーティー誘われたから行って見たらゲイのパーティーだったなんてことはざらなわけです、涙。 そういえば私の友人(←彼はゲイではない)はゲイの友人に一緒にSMの専門学校に行こうと誘われたらしい、爆。 どうもシスコには3ヶ月コースのSMの専門学校があるらしい・・・涙。
話が逸れてしまったので元に戻るが、そのレズビアンの子に、ずっと疑問に思っていたことをぶつけてみた。 「いつから自分がレズだってことに気付いたの?」 「え〜っとね〜・・・高校生の時に、その6年間付き合ってた彼女とお酒飲んでて気が付いたらそういうことになってて・・・。」 むむむ・・・なるほど・・・勉強勉強。 「じゃあさ〜、例えば男と女の場合はイクと(射精すると)終わるけど、女同士だとその辺はどうなの?それに男女間だと凹凸の関係があるから自然な感じでできるけど女同士だと凹凹なわけだからどうやってするわけ?やっぱり道具とか使ったりするの?」 「う〜ん・・・基本的に満足したら終わりかな・・・道具は私は使わないよ。指とか舌で・・・私上手いよ〜。」 ・・・・・・う〜ん・・・そりゃ〜女同士なわけだからツボを心得ているだろうしうまいだろう〜よ・・・べっ、勉強になるなぁ〜〜〜・・・笑。 でも正直言って俺の場合、そういう同性愛的なことを自分に当てはめて考えてみるだけで気持ち悪くなってしまう。 体育会系とか昔から苦手だったし・・・笑。 まあそれゆえ日本のこの体育会系サラリーマン社会には不適応を起こしてしまっているのだが・・・笑。
バイセクシャルだと人生2倍楽しめるとか言うけど、俺はやっぱり駄目だ。 性同一性障害の人は違うかもしれないけど、基本的にゲイって快楽主義者が多いような気がする。 ファッション・ゲイなんていうのもいるみたいだし。 所得や学歴も高い人が多いみたいだし、音楽やデザイン等の芸術系にも多いよね。 私が住んでいたアパートの住人の何割かはやっぱりゲイみたいだったし、学校の先生でもそれらしき人達がいたし・・・そういえばその中の一人がピアノを弾いてるのを聞いたことがあったんだけど、何ていうかタッチが異常にソフトだったのを覚えています、笑。
う〜ん・・・そういえばそのレズビアンの子に「アル(仮名)ってゲイかと思ったよ。」と言われたことがあってショックだったのだが、俺の場合はただちょっと女性恐怖症的だっただけであってゲイではないのである。
う〜ん・・・やっぱり女の子が最高でしょ。
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