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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年08月26日(火)
あなたが誰なのか、もうわからないけれど。


大変憂鬱な気持ちを抱えながら出勤致しました。矢張りあれですね、一度遅刻とか休みとかするとその次の時にもの凄く行きたくなくなる。この辺は短き学生時代からそうでした。遅刻なら休みの方がまだましだといういまいちわからない線引きがあります。

やっぱり人の記憶なんて、あまりにいい加減だと嘆きたくもなる。但しその理由は例によって腐れヲタ的な話なんですが。
以前某チャットでガンダムWについての話が出た時、正直メインキャラクターの名前くらいしか覚えていませんでした。その後暫くして再び視聴する機会を得、今ではドラマCDとか部屋に転がっていますが、正直な話、やっぱり諸々を忘れていて自信を持って言えるのは結局名前ぐらいのもんだと気がついた時、確かにすきだと思って、絵や歌や話を追いかけていた自分は、無駄なものとして消えてしまったんだろうか。なんて。
ただ、忘れていく事が避けられないのだとして、みたび触れる機会があったのならば、薄ぼんやりとした記憶をトレースしながら覚えている展開に含み笑いしたり覚えていない逆境にはらはらしたり出来るのだから、始めて見たからこその衝撃、一度見たからこその衝撃があるように、二回見たからこその衝撃だってきっとあると、思いたい。


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