原初

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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年09月17日(水)
飛んでけ全開チャンピオン。


不注意でこける事は日常茶飯事なんですが(いい歳して)、その拍子に肘を思いっきり壁に叩きつけ、その後躯が倒れる勢いで接していた皮膚がこすり削られるという事件に発展しまして、まぁ流血沙汰にはならなかったんですが、部位を見ていると己の肉の一部が抉られているのがよぅ見えまして、といっても一円玉にも満たない大きさなんですが。
なんか話がふらふらしていてちゃんと骨格作ってから打ちなさいよって指摘を受けそうな。つまり大した怪我はしてないけど肉の階層が見えてちょっとびびったぞ、という感じで。
先の通り流血もしなかったのでマキロンすらせずほっときゃいいと家人には適当に流されましたがおいちょっと抉れてんだぜ人体の内部構造が見え隠れしてるんだぜちょっと楽しいきゃっほーい! でも痛いんだよ。
日が経つとどす赤くなって始めは肉の下の薄い膜のようだったのに徐々に瘡蓋の如く膨れ上がって自己を主張し始め、気がつけば役目を終えたと言わんばかり、老兵は去るのみとばかり、美しく剥がれた蓋の下の肌は少し模様が違うニュージェネレーション……
嗚呼何言っているのか判りませんか自分も途中から判じ得なくなってきましたがまぁ気分とノリで突っ走ろうとしていて今では触っても違和感無い状態にまで復元している人体の神秘って面白!
寧ろ一番の奇跡は神秘と打とうとして何をどう間違ったのか死のうとかになっているおれ病んでるのかなぁ。主がこうだとパソコンも似てくるのやも知れませんね。いやだから単純なミスだろ。
最近頓に人体について考えます。例えば歩くって、もの凄い事だと思いませんか。本当に平均かは判りませんが平均体重50kgとして、その重みが移動する訳ですよ。片足が上がっている際はもう片足に負荷がかかっていてその片足がついたとなれば反対の嘗て軸足だった足が今度は浮き、体重計の上に片足立ちしたって意味が無いけどこれは其々に相当な重みがずっしり乗っているのに耐えている足って凄いなと。更にその重みを持った沢山が蠢いていても耐えられる地球凄いなとか。あれ人体を讃えようだったじゃないか。
えーとそれじゃ、心臓がもの凄くて、いっそキモイと感じます。だって少し動いたりして鼓動が活発になると、嗚呼本当にこのリズムによって己というものは生かされているのだと、ダイレクトに命を感じて、こんなちっさな塊をいじめ倒して生きているって一体自分は何様なのかとか本気で小一時間問い詰めたくなります。
但し脈拍が中々計れない為ちょっとハードに動いて発見容易にしないと言及出来ないのが残念ですね。尤も大した運動しなくとも直ぐに音を上げる心臓及び肉体ですが。
脈拍もそうですが温度もわからないんですよね。今自分の手が温かいのか冷たいのかはっきりせず、他の場所を触っても例えば冷たいと感じてもどっちが冷たいんだかわからないんです。自分が鈍感なだけなのでしょうか。このままでは手を額に当てて体温を測るという萌えシチュが完遂出来ませんがそもそも体温を測ってやりたい相手がいませんでした。
あれー!? 人体の神秘について語り明かしたいのに!!


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