愛より淡く
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2002年01月10日(木) |
冷めない情熱という名の駅を通過する回想電車 |
オリンピックの聖火じゃあるまいし いつまでも燃えつづけていられるような情熱も恋愛感情もありえない。
安定を得ると自然と冷めてゆくものである。
どんな男女の間にも倦怠期は必ず訪れる。
もっとも現在ラブラブ真っ只中の新婚さんには
想像したくないことかもしれないけれど
現にこの私だって、新婚の頃は
想像だにしなかった。
近い未来の自分がこんなに悶々とするさみしい人妻になっていようなんてこと。
当時の夫は私にぞっこんというか首っだけだったし
私のイイナリ、忠実なシモベだった。
もちろん今でも、まあある意味イイナリでシモベだ。
結婚当初私には、自分のどこかに、「結婚してあげたんだ」
という思い上がりが存在していた。
バリバリの進学校に進んでしまってから 私はさっぱり勉強をしなくなった。
進学校というのは、成績優秀の生徒たちばかりが 集まってくるので その中でまた上を目指すとなると
もうそれこそガリガリになるまで必死で勉強をしなければ ならなかった。
当時の私は、恋にうつつをぬかしていたし サッパリ学業には身が入らなくなっていた。
だいたい一時間めの授業はサボっていた。
サボってなにをしていたかというと 他校にいたBF(↑に登場した好きになった子のことです) といっしょに田んぼのあぜ道を 語り合いながらウロウロと歩き回っていたり ホームのベンチにすわってボンヤリしていたりした。 (BFについては、ここの過去の日記のタイトル「清い仲」を ご参照くさだい)
授業に出ても、ろくに授業も聞かず こっそりBFにあててひたすら手紙を書いていた。
それか寝ていた。
ようするに不真面目でダラケタ生徒だった。
えらい変わりようだ。
たぶん中学時代にめちゃくちゃ無理していたのが
いっきに気が抜けてしまったのだろう。
もともと希望して入った高校ではなかったし。
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