愛より淡く
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2002年07月03日(水) 発覚 その後

また雨だ。こう雨ばっかり続くと本当に、どうにかなりそう〜いちじるしく情緒不安定。

そんなわけで、昨日は夫にガツンと言われてしまった。

それでも文章を書いたり、詩作に耽ったり、ネット上を浮遊したりすることは、私のかけがえのない楽しみであり、生きがいであり、現実逃避手段であった。

念願のパソコンを与えてもらってから、私の世界は確実に広がった。私はこの小さなディスプレイの奥に広がる世界に魅了された。一度この魅力にとりつかれるとなかなか抜け出せないかもしれない。

でも抜け出さなくてはならない。現実が容赦しない。

実は昨日、歯医者でずっと福永武彦氏の「草の花」を読んでいたのです。いやあ、すばらしかったです。なんという格調高い文体。長男が歯の治療を受けている間に、小説の世界に引き込まれてしまっていた。待合室内に流れる癒し系のBGMが、これまた小憎らしいくらいに小説のクライマックス場面とマッチして、不覚にも落涙しそうになってしまった。

私は一度その世界にはまるとしばらくそこから抜け出せない。感情移入しすぎ?
だから今も、こうやってキーを叩いている肩には、この小説の主人公の青年と青年がこよなく愛した女性がのっかかっている、そんな感じ。

です。

しかし、たった今二階を片づけていた夫が、降りてきて、なんだかしょんぼりしている感じで言った。

「あんたやっぱり浮気していたんやな。悲しいわぁ」

「ん?」


「オレみんな読んでしまったわ」

「?????」

(しばしここでパソコンを中断して、私もことの真相を確かめに二階に行った。)

そんなこんなで20分ほど経過。もどってとりあえずパソコンを続けた。

まさに晴天の霹靂とはこのことか?いきなり現実に引き戻されてしまった、「草の花」の世界に浸っている場合ではなくなった。でもまあこれが現実。そんなあほなあ。なんでやねん!!


すみません、落ちついたら書きなおします。ではひとまず どろん。



↑から数時間後、なんだかわけのわからない文章をUPしてしまって申しわけないです。要するにですね、ええ加減でうかつで間抜けな私のせいなんです。詳細は明日、もし時間があれば書きます。






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ありがとうございました






※ 諸事情によりBBSをいったん閉めさせていただきます。今まで書きこんでくださった方ほんとうにありがとうございました。


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テキスト庵さん