愛より淡く
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2002年06月27日(木) 昨夜の出来事 ふはふはふは

昨夜仕事から帰ってきたら、夫がPCの前にいた。

つ、使っていたのね。どきどき。

それからワールドカップを見て、ドラマを見て、頭を洗ってくれというので、洗ってあげた。

お風呂から上がると夫はすぐに二階に行った。私は後片づけなどをしてから、お風呂に入った。

時計を見るともう12時過ぎていたので、そろそろ寝ようと思って私も二階に上がると、階段のあたりに、なにやら白くて小さくてふわふわしたものが舞っていた。ケサランバサラン?まさかね、などと思いながら夫の部屋を見ると、ドアも開けっぱなしで電気もついていた。

「どないしたん?開けっぱなしで」

と中に入ると、あちこちの窓も全開になっていた。

はっと見ると、ピンクの薔薇模様のゴージャスなシーツの上に横たわっている夫がいた。枕カバーはショッキングピンクだった。

ぎょ。

そういえばおととい、夫は何を思いたってか自分で羽毛布団とシーツなどを洗うと言い出して、風呂場で洗ったのだ。あいにくの天気だったので、ぜーーんぜん乾かなかった。このところ洗えないシーツや乾かないシーツがたまるいっぽうだった。

残っているシーツが、いただきもののソレだったのだ。

「なんか、白雪姫さんが寝てはるようなシーツやねえ。はははは」

と私が笑うと

「しゃあないやん、これっきゃないんだもん」と言った。まあたしかにそうなんだけど・・・。

「いやあまいったよ、布団が破けて中の羽毛が飛んじまってさあ。部屋中羽毛だらけ
羽毛で窒息するかと思ったよ」

よく見ると近くにぺちゃんこの羽毛布団。さっきの白い物体の正体は羽毛だったのね。

「やっとこさ今おさまったとこ、オレの肺が羽毛だらけになっちまった、ごほごほ」

羽毛ふとんに10センチほどの糸で繕った跡があった。全て私が入浴中に起きたハプニングだったみたい。

「せやからゆーたやん、羽毛布団なんか洗われへんて、よけいなことして洗うから破れてしもたんや、羽毛布団はデリケートなんやで!!あああ。ワヤになってしもたがなあ。ほんまにーークリーニングに出した方がよかったやん、ったく、ガミガミガミ」

この羽毛布団は新婚の時に夫婦でセットで購入したものだった。店の人にこれは絶対お買い得だといってすすめられた。お買い得といってもヒジョ−に高価なものだった。

それにしても羽毛ってさすがに軽いのね、残骸がまだふわふわと宙を舞っていた。

これが、あの幸せをもたらしてくれるというケサランバサランだったらいいのになあ。と思った。

ふはふはふは。

ものすごくお姫様ちっくな布団の上に仰向けになってションボリしている夫を見て





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テキスト庵さん