愛より淡く
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2003年03月08日(土) 一緒に寝てくれる人が欲しい

昨夜は、子供たちが近所のおばあちゃんのところにお泊りでいなかった。

夫も、歓送迎会で遅くなった。ひとりで、ぼんやりテレビなどを見ていた。


仕事から帰ってきた時、子供たちの「おかえりー」がなかったので、妙にさみしかった。


残り物で適当に晩ご飯を食べようと思ったら、げ、炊飯器のスイッチが入ってなかった。ま、私ひとりだったので、よかった。よかった。


しばらくすると、電話が鳴った。下の子からだった。

「おかあさん、テレビ見てる?何見てる?」

「これこれこんなの見てるよ」と言うと

「あ、おんなじだ。あははは。今、これこれこんなことしたでしょ?」

「うんうん、した」

「あ、おんなじだ。こっちもしたよ、あははは」

って、あたりまえなんだけど^^。やけににひとりで喜んでいる下の子。


それからまたしばらくして、今度は、上の子から

「おかあさん、今、何見てる?万引きのとか見てる?」

「見てないよ、そんなの嫌いだから見ないよ。おたまじゃくしが瞬間移動したの見てるよ」

「ふうん、じゃあ、ボクもそれ見てみるね。」

「あんたいつも思うけど、電話の声ものすごく可愛いね」

と思わず言った。そうなのだ。上の子の声は、電話だとものすごく
愛らしい声なのだ。思わず頭をなでなでしてやりたくなるような声なのだった。←単なる親ばか?


そんな感じで何度か電話があって、最後は10時ごろに、これから寝るねコールがあって、それで終わり。


そのあと、夫が帰ってくるまで、ひとりで、マイケルの真実を見たりして、ぼーーーーーっとすごす。
途中から見たので、よくわからなかったけど、マイケルが、ダンスはフィーリングで踊るのさ、リズムをカウントしているうちは、まだまだだ。などというようなことを言っていたのが印象に残った。

それから、11時ごろ、夫が疲れた顔をして帰ってきた。


中略


「なんか子供らがいないと、一人で二階で寝るのさみしいわ。というより怖いわ。いっしょに寝てくれへん?」


と言ってみた。


あっさり断わられた。


私は、なんもなしで、ただ、ただいっしょに並んで寝たかっただけなのに。


冷たく突き放されてしまった?


仕方ないので、ひとりで、二階に寝に行った。


子供たちの寝息の聞こえない部屋は、やけに、しん、としているように感じだ。


ふと、将来、自分を待ち受けているであろう孤独について思いめぐらせてみた。


でも、途中で恐ろしくなったので、考えるのをやめた。


けせらせら。










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テキスト庵さん