愛より淡く
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2003年04月07日(月) |
「もし私が美しくなくなればあなたは私を捨てるのですか?」 |
昨日観た大河ドラマ「武蔵」で印象に残ったセリフのいくつかを思い出していた。以下に抜粋して記しておきます。うろ覚えなのでかなり不確かではありますが。
佐々木小次郎と琴が語り合うシーン
「それはお前が美しいからだ。美しいものは守らねばならない」
「では、小次郎さまは、もし私が美しくなくなったら、私をお捨てになるのですか?」
「むろん、捨てる」
「俺が強くなくなったら、俺でなくなるのと同じようにおまえが美しくなくなったら、おまえでなくなるのだから」
「ゆえにおまえはずっと美しくあらねばならないのだ」
小次郎の言葉に戸惑う琴(仲間由紀恵)の憂いを含んだ表情がまた格別に美しかった。彼女を桜に例えれば八分咲きか?(意味不明^^)
場面が変わって、
今度は吉野太夫(小泉今日子)と武蔵が語り合うシーン
「わたくしにも、いつかこの美しさが衰える時が来るでしょう」
「そんなことはない」
「いいえ、必ずその日はやってきます。美はうつろいやすいもの、それだから美は美なのです」
するとそれを聞いていた夫が
「なるほどね。俺がその昔、好きだった美しい人たちも、今頃、その美をすっかり衰えさせてしまっているのだろうなあ。」
と感慨深げに言った。
歳をとるにつれて、身体も美貌も衰えてゆくのは、どうしようもないこと。それがこの世のさだめ。
それにしても、真の美しさって何だろう?
美しい人、美しい音楽、美しい風景、美しい言葉、美しい心
あげればキリがないくらいたくさんあるような気もする。
だけどその本質は、あまりにも観念的で漠然としていて、本当のところは
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ありがとうございましたゥ
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