愛より淡く
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2003年10月10日(金) |
苦しい胸のうちを打ち明けるに至るまで |
3連休の3日目は、あいにくの雨模様。今もしとしと雨が降っている。
昨日もたいしてよい天気ではなかったような。その前の日はどうだっただろう?忘れてしまった。
天気がよくても悪くても私にはたいして関係ないのだけれど、
いくあてもなく、家の中で、ぼんやりするだけ。あとはひたすら眠るだけ。
昨日、昼寝をしていたら、ずいぶんと嫌な夢を見た。
ふいに電話がかかってきて、とっさに、なにか不吉な知らせではないかと夢の中の私は身構えてしまっていて、
案の定それは不吉な知らせで、受話器を持ちながら絶望的な気持ちになっていた。
そんな夢。
目覚めると、あたりはすっかりたそがれていて、なんともいえない心細い気持ちになっていたのだった。
台所で何やら物音がして、夫が帰ってきていたのだなあ、とわかった。
しばらくして起き出して階段を降りて台所にゆくと、夫が米を研いでいた。
鍋には大量の卵が茹でておいてあった。
おでんを作ってくれるみたいだった。まあ彼のレパートリーは、カレーかおでんがマーボー豆腐くらいのものだ。
あ、あとポテトサラダもあったっけ。
中途半端な時間に帰ってきていたので
「また負けたん?」
と尋ねると
ションボリしながらうなずいた。あああ。せやからやめときって言うたのに 日曜に勝ったためしがないのに。
「ごめんな」
とイヤにしおらしい。せめてものつぐない?に夕食を作ってくれる気になったようだ。
というわけで、夕飯のしたくは夫に任せて、買い物に出た。
ドラッグストアでトイレットペーパーとティッシュペーパーと「目のクスリ」とシャンプーの詰め替え用などを買って家に戻ると
夕飯の支度がすっかり出来ていた。
近所に住む義母(夫の母)がさんまを焼いて持って来てくださっていた。
それらをみんなでいただいた。
「あれ、ちょっとごはんやわらかすぎたかな」
そう言いながら夫がごはんをかき混ぜていた。のが妙に印象に残った。
それからみんなで「サザエさん」を見た。
「この間記念番組で、昔のサザエさんをやっていたけど、昔のは、けっこう毒があったんやね。タラちゃんもいたずらっ子やったみたいやし、今はみんなすっかり丸うなってしもて」
と私が言うと
「はは、なるほど」
と夫が言った。
それから、「こち亀」を見て「ワンピース」を見て、「武蔵」を見て
日曜洋画劇場を観た。私は、久しぶりに知世ちゃんが出るドラマが見たかったのに、「知世ちゃんはビデオでゆっくり見たらいいやん」と 譲ってもらえなかった。結局ビデオはとれずじまい。
洋画劇場が終わる頃、私は思い切って
私は知らず知らずのうちに大量の涙を流していた。
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