愛より淡く
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2003年12月10日(水) イヤというほど身に染みて・・・

いやはや、ひどい目に遭ってしまった。

この三日間ほとんど眠っていた。よくもまあこんなに眠れるものだと我ながら感心するくらい眠ってしまった。処方してもらった薬のせいもあるのかもしれないけれど、とにかくだるくて、起きていられず、横になるといつのまにか眠ってしまった。

ある時、目が覚めると、汗をびっしょりかいていたので、これはすぐに着替えないとと思い、立ち上がるとめまいがした、ものすごい気持ちの悪さだった。がまんしながら、階段をおりて、着替えのある部屋に行くと、そこの入り口で立ったまま、一瞬意識が遠のきかけた。

筆舌に尽くしがたい気持ちの悪さだった。

このまま倒れるわけにもいかないし、かといって、立ったまま意識を失うわけにもいかないし、どっちつかずで、カラダも迷っているようで、ふらふらふらふら、ただただ立ったままカラダが左右に揺れていた。

目の前は、くらくらくらくら回っていた。

そんな気持ち悪い中で、なぜか京都の景色が脳裏をよぎったのだった。

金閣寺にうっすらつもる雪の美しかったこと!!

なんだったんだろうあれは?

一瞬の蜃気楼のようなものだったのか?全くのなぞ。



そのうち苦しさは、ピークを迎えたようだった。

あんな苦しい思いをするくらいなら、いっそ気絶していた方がましだと思えるような苦しさだった。


「たすけて、たすけて、たすけて」

声にならないようなか細い声で、たすけを求めたけれど、

夫は、助けにきてくれなかった。

それもそのはず、夫もとなりの部屋で、高熱を出してうなっていたのだった。


しかたがないので、ふらふらになりながら、なんとか下着を着替えた。

そのつらかったこと、気持ち悪かったこと、心細かったこと。時間のかかったこと。


結局、にんげん、いざというとき、頼れるのは自分しかいないのだ。

とあらためて、思った。


しかしよりによって2人とも、風邪でダウンするなんて。

これでは、看病することもしてもらうこともできないではないか。


間が悪いというかなんというか。


今年最後のゴミ収集車も行ってしまった。


大掃除で大量に出ると予想されるゴミたちは、年を越すことになった。


とほほとほほの年の暮れ。







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あーもっともだ。もっともだ。






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テキスト庵さん