愛より淡く
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2004年09月27日(月) 思いつめたメール

先日まで、連日のように、ひろこさんという人から思いつめたようなメールが届いた。


最初のメールは以下↓のような内容


「以前どこかの掲示板でメル友募集していましたよね?

アドレス覚えてたので、メールしてみました。もしよかったら、お友だちになってもらえませんか?」


って、そんな掲示板知らんでーーメル友なんて募集してへん、してへん

って

思わず返信したくなった。思いとどまったけど。


メールの文面からして、どうもそのひろこさんは、私のことが忘れられないみたい。なぞ。


何度目かのメールで、ついに迫られてしまった。

「はっきりいって、わたし、エッチだけでもかまいません。

割り切ったおつきあいもOKです」

とのこと。


あの、ひろこさん、どうでもいいですが、私、女ですよ?

って思わず返信したくなった。思いとどまったけど。


そんなひろこさんのからのラストメール↓


「あの、うちのパソコン壊れていたみたいなんです。
その間に返信してくださっていたとしたら、本当にごめんなさい。
もしかしたら、もしかしたらと思って最後にもう一度だけメールしてみました。
怒っていらっしゃるかしら?許してください。
どうかどうかもう一度だけチャンスを、チャンスをください。
あなたからのメールを待っています」


なんか、すごい、ひろこさん。

なぜにあなたはそこまでひたむきに、こんなに凝りに凝った文章を

この私に?


って、ある種の感動を覚えた。


その後、ぶっつり来なくなった。




そしてまた今日、知らない誰かからこんなメールが届いた。


「マカロニサラダも大根サラダも好きだけどぉ〜ポテトサラダに決定〜☆いいよね?いいよね??☆でもぉスパサラでもいいかもっ!?」


うーーん、私はやっぱり卵サラダかな?


って、思わず。返信したくなった。思いとどまったけど。



それにしても、最近、この手の非常にナチュラルで手の込んだメールが

頻繁に届くようになった。

件名からして、非常にくだけているというかフレンドリーなので、うっかり知人からのものだと、間違えそうだ。





そういえば、私もその昔、ある人に凝りに凝った?メールを何度か送ったことを思い出した。


だけど、私は私は、ただただ純粋に

昔からその人のことが大好きで、死ぬほど好きで、その人とのネット上の再会を心から喜んでいて、そういううれしい気持ちを、伝えたかっただけだったのだ。願わくば、私のこともっと知ってほしいと思っていたこともたしかだけど。



返事は、全然、なし。

それがどないしてん?としか言いようのないメールばっかだった。
からかしら?



もしかして迷惑メールと間違えられていたのかしら?

そういえば、メールには、全て恥ずかしくって自分の名前を書けずにいた。




まさかね。まさかね。




それでもそういうどうでもいいメールを衝動的に送りたくなってしまうほど

私はその人のことが好きだったのだろうと、今も思う。





・・ MAIL

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テキスト庵さん