え〜、とりあえず昨日のレースについて書きます。結果の方は掲示板の方にも書いときましたが、55秒79で3位でした。う〜ん、最低ラインの目標は達成できたけど、やっぱこの成績ではなんだかなぁ・・・。 とにかく今回の試合は試合前から負けの状態でしたからね。試合の週に風邪引いて寝込むあたり、体調管理ができてねーなぁとつくづく思いました。今シーズンはこういったことが多かったから、この辺も来シーズンへの課題として取り組んでいかねばと思います。 さて、そんなわけで今回のレースは「溜りバネが命綱！」というとんでもない状態で臨んだレースでした。とにかく病み上がりで体力がない状態だったので、アップ中もハードル走を一本しか行わず、その一本もなんと15歩で3台目までしか届かず（全盛期は10台区間全部15歩で行けてました）、「ただでさえ体力ないのにこんなんで大丈夫かいな・・。」と、ひじょ〜に不安な状態でレースに臨みました。 そして、その不安は予選ではものの見事に適中しやがりました！今回は体力に不安があったため、いつものような「後半一気」のレースは作れないことは容易に想像できましたし、それと長いこと休んでたから筋肉的な疲労だけはすっかり抜け、かなり柔軟性の高い状態の体だったので「前半勝負」のレースを作ることを心がけて走ってきました。 このおかげで前半から抜け出せたからよかったものの、後半はえらいことになりました。なにせ8台目で早くも15歩インターバルが崩れ、逆足がくるわ、そのあとの9台目、10台目も体力的な踏ん張りが利かず、どちらも逆ハードルになり、ほんとパニック状態に陥りました。（￣▽￣；A それでも56秒67だったかな？とりあえず56秒台が出てホッとしたし、組で2着も全体で3位で予選通過となったので、この予選で崩れに崩れた歩数を決勝でいかに立て直すかにひじょ〜に頭を使いました。まぁ、基本的にやったことは「レースのイメージ作り」だけですけどね。 ただ、この予選終了時点では、「8台目で逆足がきてしまったこと」でパニックになり、ラストの集中力に欠けていた自分が自覚できていたので、決勝では1秒くらいはタイムが縮めれると思っていました。 さて、その決勝はというと、おいらは5レーンに配置され、うち側の3レーン、4レーンに予選の1位・2位が入り、見られながら追いかけられるという嫌〜な配置となりました。 決勝でも「前半勝負」の勢いで突っ込んでいったのですが、なんと4台目辺り（だったかな？）で4レーンの子に早くも食われてしまい、ビックリでした。ただ、それでも俺から見えている自分より外のレーンの子達は確実に置き去りにしているペースだったので、そこはできるだけ自分のペースを崩さずにレースを進めていきました。 そして、コーナーに入り、もうすぐ問題の8台目！とりあえず7台目の踏み切りでロスがないようしっかり踏み切り動作を意識し、スピードを維持。着地もスムーズに行ったのでこの時点で「この区間は15歩で行ける！」と確信し、腕で大きなリズムを作りながらストライドを解放しつつ8台目の踏み切りへ！ この8台目のところで、前半で行かれた4レーンの子に追いつき、さらにうち側の選手もようよう視界に入るようになり、予選トップ通過の3レーンの子ともほぼ並んでいるのがわかった。この時点で3レーンの子はまだしも、前半行ってた4レーンの子を捉えた時点で「この子には勝てる」と思ったんだけどね・・・。 ここで、この8台目は少し踏み切り位置が遠くなり、多少浮いたハードリングとなってしまい、まず踏み切りで減速、そして着地時にもブレーキ接地になってしまったため、8-9台目区間を15歩から16歩に切り替えることとした。 そして偶数歩で刻むと踏み切り足が前の踏み切り足と反対となり、苦手な逆足になるため、9台目はできるだけ浮かないことを意識。しかし、それでも体は浮いてしまい、ここで二人からは完全においてかれてしまっていた。 10台目は16歩で右足踏み切りとなり、問題なく最終ハードルを越え、そこからはゴールまでとにかくがむしゃらに動こうとするも、筋肉は「その要求には応えられません・・」といわんばかりに動いてくれず、結局そのまま3位でゴールとなりました。 ゴールしてすぐ速報版を見ると1位のタイムが55秒02とあり、2位との差も結構あったように感じたから「あ〜、やべぇ。56秒かかってるかもなぁ・・」と思ったのですが、正式発表されてみれば55秒79、2位の子が55秒6台だったので意外な感じでした。いつのまにそんなに詰まってたんだろ・・・？ こんな感じで、結局今季は一度も55秒を切ることなく終わってしまいました。春先から55秒台が出ていたことを考えるとひじょ〜に残念ですが、去年のシーズンベストが57秒7台、その上、故障のため県選に出場することもできなかったわけですから、まだ故障が治りきってないことを考えれば、これ以上の成績を望むのもぜいたくですかね・・・？ 今季残るはスプリントトライアスロンでの100m-200m-400mと４X100mRと４X400mRのみ、少しでもよいタイムを残してシーズンを終えたいとこです。 Today's Race 予選　56秒67　2着 決勝　55秒79　3着 以上！