ニューヨーク俳優修行日記
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2002年03月14日(木)

第四舞台


四日目の昨日ははじめて台詞をとちった。
台詞は英語なのでとちると頭の中が真っ白になる。
これはまさに真っ白な状態。
脳みその中に白紙がすっと差し込まれて、何にも思いつかない。
本人には1分ぐらいに感じるけど、実際は1秒ぐらいかな。
意識がふっと遠くに行って伸びたゴムみたいにぱんっと戻ってくる。

とっても恐いので今回はこれでおしまいにしたい。

今日はオープニングパーティーがあるのでほぼ満席らしい。
昨日はお客はとても静かだったし、人数も少なかったので楽しみだ。
お客さんの雰囲気も舞台の出来に大きく関わる。

午前中は日本人学校で面接。
どうやらこれから毎週土曜日に小学生を教えることになりそう。
しかし、一度も授業風景を見ずに雇ったりして大丈夫のかね。
ゆくゆくは演劇教室もということなのでちょっと期待している。

昨日の事務所の面接はとても簡単なものだった。
写真を渡して、ちょっと話しただけ。
僕にその事務所を教えてくれた女の子はそこで働いていた。
何だかちょっとがっかりする自分が笑える。
何を期待していたんだお前は。

ヘッドショット(オーディション用の写真)がなくなりそうなので
再度注文する。スーツと普段着バージョンの両方を200枚ずつ。
合計で300ドル。痛い。痛すぎる。
しかし、これがないとオーディションにもいけないので絶対必要。
ちなみに撮影の際にはカメラマンに300ドルを支払った。
約6本のフィルムから数枚気に入ったものを選んで
その中からさらに二枚を選んで現在に至っている。

同じ写真ではがきも作ったし、名刺に写真も載せている。
結構金がかかるんです。








      

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