ニューヨーク俳優修行日記
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2002年03月19日(火)




昨夜は気分の良い夜だった。
以前に友人を通して知り合った映画監督とキャスティングディレクター
の夫婦が芝居を観に来てくれた。
さらに、以前に青年団の公演を通して知り合った女性が
観に来てくれたし、前にオーディションにいった演出家も来た。
皆さん割と気に入ってくれたみたいでほっとする。

監督夫婦は知り合いの監督に僕の事を話しておくといってくれ、
さらに今日あったオーディションの事も教えてくれた。
青年団の女性とは終演後に近くのバーで久しぶりに演劇談義。
おまけに劇作家でもある彼女はそのうち僕にも何かを書きます、
との事。

昨日の昼には先週面接に行ったモデル事務所からも連絡があり、
何だか気持ち的に忙しい一日だった。
以前であれば、結構盛り上がったけれど、最近は用心深くなって
あまりこの程度の事でははしゃがない。
嬉しいけど。

今日のオーディションはNBCというテレビ局が主催したもので
アジア系の俳優を集めて業界向けにショウケースをやろうという企画。
今日のオーディションから15人ぐらいを選んで、テレビ局の重役や
事務所、制作会社の人たち用に一晩だけショウをする。
その中から気に入った俳優がいれば、仕事が回されるわけだ。
おそらく2日間で150人以上の俳優がきたと思う。
担当者は一時間に15人ぐらいの俳優を見るらしい。
大変だわ。

オーディションでは大体2-3分程度のモノローグを披露する。
独白です。これはこちらのオーディションではスタンダード。
ものによっては2分のものを二つ、悲劇と喜劇でとか
シェイクスピアのみとかもある。
怠け者の僕は同じピースをもう5年くらい使っている。
通常、最低2つから3つぐらいのモノローグは
すぐにできるようにしておくようにといわれる。
今年は頑張って新作を入れる予定。

今日はやっと税理士のとこへ支払いの為の資料を持っていった。
夫婦であわせて申請して150ドル。手頃な値段だろう。
日本では税金なんて払っていなかったけど、
こちらではちゃんと支払っている。

休日だ。
ちょっと体を休めないとバテ気味。

でも今日はこれから広告のオーディション。
スーツに着替えて今から出発。














      

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