ニューヨーク俳優修行日記
目次未来過去

My追加
2002年04月22日(月)

撮影


金曜日は一日中撮影だった。
朝の8時から夜の6時まで。
しかし、実際にカメラの前にいたのは30分ぐらいだろうか。
なかなか思うように行かなくて監督は大変そうだった。
彼はこの作品が初監督作品。
段取りは悪いけど、人柄が良いのでそれでカバーされている。

作品自体の出来はどうなるのか、まだちょっと疑問が残る。
スクリプト自体は悪くないけど、
編集によってはかなり良くも悪くもなりえる。

久しぶりの映画だったのでたとえ支払いが無くても
現場にいるだけで結構楽しい。
映画には映画の舞台には舞台の楽しさがある。
映画は短距離走、舞台はマラソンという人もいる。

撮影はあと2日残っているのでもっと良くしたい。

夜は劇団員の1人とはじめて稽古以外であった。
なかなか楽しかったけど、結構緊張している自分を発見。
やっぱり英語だと疲れる。
まあ、相性もあると思うけど。

土曜には2回目の教師業。
早速、父兄からちょっとして苦情が届いていた。
しかし、教えることは難しいね。
板書の仕方とか授業の進め方とかもっと良くしなければ。
子供たちは良い子のようなのでそれだけが救いだ。

夜は3 Dark Talesという舞台を観た。
パリにあるルコックスクールの卒業生たちが作った舞台。
日本でいちばん有名なのはあの野田秀樹がロンドンに留学した
際に学んだ劇団シアター・ド・コンプリシテかな。
とにかく役者の体とスペースを最大限に駆使したクレバーな作品。
何より役者さんが楽しそうだった。

日曜は一日中うちにいた。
NBAのプレイオフを見て、スプリガンとA.IをDVDで見た。
スプリガンは大友克洋制作という事で期待したけど、残念賞。
逆にA.Iは期待していなかったけど、結構良かった。

金曜日までの真夏のような天気からこの週末は曇りでぐずついた天気。
何となく気分まで暗くなってくる。
何か明るいニュースは無いかな。

そう言えば、このところここを読んでメールをしてくれた人がいて
メールで少しやり取りをしている。
こうしてまったくあったことない人とコミュニケーションが
取れるのはなかなか良いですね。

素直に書いてみました。














      

Yoshi |メールホーム