ニューヨーク俳優修行日記
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2002年05月13日(月)

映画について


通常、五月ぐらいからサマームービーの公開が始まる。
これらの映画はその多くがアクション物だったりする。
アカデミー賞ねらいの映画は大体秋ごろからの公開になる。
一応、映画の公開にもシーズンがあるわけです。

僕はこのサマームービーが結構好きだ。
下らない映画がほとんどだけど、極稀によく出来た作品がある。
例えば、2年前のマトリックス。
今年は結構目玉となる作品が揃っているようなので楽しみだ。

ただ、現在映画は一本10ドル。
日本円に換算すると以前程には日本との差がない。
以前は3ドル劇場なんていうのがあって、封切りから時間のたった
作品を上映していたけど、それもつぶれてしまったので
映画にいく回数がいよいよ減ってきた。

土曜日はガキどもを連れてメトロポリタンとセントラルパーク動物園へ
野外学習。結構楽しかったが疲れた。
そして、演劇学校の友人が彼氏と一緒に遊びに来た。
彼女は妊娠6ヶ月。おなかも随分と大きくなってちょっとびっくり。
デンマーク出身の彼女は母国で子供を産むために国に帰るらしい。
さすが北欧の国、福祉がとても充実している。

金曜日には知り合いの出ている芝居を見た。
その知り合いはなかなかいい味出していたけど、
作品自体はたいしたことがない。
割と名のある劇場だけれど、ここははずれが多い。
志が高くても、必ずしもいい作品とは限らない事のいい例だ。
多分、何か言いたいことは作品にあったとは思うけど、
[別に言いたい事なんかなくてもいいけど]
演出がそして戯曲が練りきれておらず、かなり自慰行為に近い。
役者が気分よく出来ていても、そこには観客が含まれていない。
お金を獲っている以上、その逆はあっても、これではちょっと?
もちろん、両方できれば言うことはないけど。

日曜日は去年から見学している演劇学校の生徒たちの卒業公演。
ただかと思ったらしっかり12ドルも取られた。
こちらはまあ、こんなもんかなといった感じ。

チケットについて。
オフオフでは12ドルから20ドル程度が相場のようである。
オフになると35ドルぐらいから50ドルぐらいまで。
ブロードウェイは現在、一番安くても60ドルぐらいはする。
これは正規の値段であって、もちろん割引もある。
NYで何本も観たい人は現地でVoiceと言う週刊新聞を買うか、
TIMEOUTなどの雑誌を買うのがお勧め。
英語で問題なければ、ウェブで検索すれば、いろいろ割り引き情報が
手に入る。
あと、9時15分ぐらいに劇場外をふらふらして
休憩でドアを開けている劇場に滑り込んで
後半だけをただで見ることもできる。
多だし、捕まらないように気を付けて。















      

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