2002年08月12日(月)
世間は狭い。この日曜日に金曜日にここに書いたある企画の 顔合わせに行って来た。男優は今のところ僕1人。 そして3人の女優。なんとその中の1人は 先日, 僕の劇団のオーディションに来た女性だった。 これからいっしょに稽古をすることになるとは何とも不思議だ。 この短い期間に2度も同じことが起きるなんてなんだろな。
土曜日は1日中映画館にいた。 朝の11時にオスティン・パワーズ3を観てそのままXXXを観て さらにクリント・イーストウッドの新作を見た。 もちろん, 馬鹿でかい映画館なので一回分の料金で 後は全部ただで観た。 XXXはいまいちだったけど, オスティンは結構笑えた。 イーストウッドの新作も結構いい線行っていると思う。 彼は僕の大好きな監督の1人だ。 前作, スペースカウボーイズとはうってかわって, お得意の刑事物。 あの歳でのこの精力的な活動には頭が下がる。 アーティストである。
ほんとにアーティストにはどうやったらなれるのかね。 まあ, 売れる売れないを無視すれば, 自分で名乗った時点で "アーティスト"ではあるけど, これと自慰行為とは紙一重だ。 もちろん, 売れなくたってすごいアーティストもいるけど。 今思ったけど, "アーティスト"になろうとしてアーティスト になる人って余りいないような気もする。自分で自分の事を そういい切れてしまう人はそんなにいないんじゃないだろうか? 多くの場合は, 本人にとってはそれ(他人の目から見た"芸術")は 無くてはならないものであり, ある意味で, それは本人も選択できないんじゃないだろうか。 もちろんメディアの選択はできるけど, 表現するという行為自体について。
でも,なんか違う気もするな。まあ, この辺で勘弁。 少なくても, 上に書いてあることを僕は時々自問する。 僕はこれが本当に必要なのか? 何で未だにこんなことをやっているのか? 辞めたければ辞めちまえばいい。
アンネの日記。 いよいよ後半に近づいてきた。 この本は本当に十代の頃に読んでおくべきだった。 何だか, 余りに素直なんで読んでいて恥ずかしい。
今週中にマネージャーと契約するかもしれない。 契約したからといって仕事が決まるわけではないけど, もし, 彼が本当にいいマネージャーであれば, その機会が増えるはずだ。 通常, 契約した場合はいわゆる専属となる。 つまり, これ以外からの仕事は引き受けられない。 でも, 今回の契約はもっとゆるい形であり, 今後もフリーでも仕事ができる。 はっきり言って, TV・映画・CM(つまりお金になる仕事)方面は 自分ではどうしていいかわからない状態だったので この契約がいい方向に作用することを祈っている。
今, 彼に電話をして面接をアポを取った。 さて, どうなることやら。
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