嫌いな食べ物「キュウリ」
2001年12月04日(火) |
12月4日1時38分 |
私は貴方を責めることはしない。貴方は無邪気に可愛く、唯の失敗を犯しただけでしょう。だから私は唯貴方を目を細めて可愛がり、眺め遣るだけです。心配しなくても充分。そんな簡単なことくらい、何とも無いから。
唯昨日の彼、貴方ははっきり言って辛かった。人間は皆、一人になる為に群れているのだと、私はそう思わざるを得ない。そして私も、こうしている今も、着実に、死という一人の世界にしか突き進んでいないのだと思い知らされた。結局私は死ぬ為に生きているようなもので、其れに何の意味もなさない。其れなら何もかもが哀しく、唯滅亡に向かって皆肩を組んで突き進んでいるんだね?
貴方は私に言った。
「結局、というには俺たちは未だ、早すぎはしないか」
私は言った。
「人生に遅いも早いも無い、唯同じなのは皆死を目標に生きていることだけだ。」
「其れなら結局私たちは、直ぐに死ぬべきじゃぁ無いの?」
私の頬を伝う涙は、唯、生き物全てが悲しく映ったから。貴方の所為じゃない。そして謝る貴方は、きっと息をしていることを私に謝っているのね。謝る必要等無いよ、皆、私も含めて、同じ罪なんだから。
死ぬべき生物に生まれたなんて、悲しいね。
さくま