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嫌いな食べ物「キュウリ」


2001年12月10日(月) 12月10日5時19分

 懺悔するのなら、見ないで。嗚呼本当に。見ないで。私は私でしかないけれど、私は嘘は書かないけれど、其れでも私を知っている人が読んだら、どんどん繕わなくてはならなくなってしまう。本当に。
 日記が日記でなくなってしまう、予感を感じつつ、ある。もう。サイトに、日記を出すのを止めようか。もう、偽りだけで生きようか。そうなる前に、もう、読まないで。貴方は私を知っている、私が、この世界の何処に、生きていて、如何やって、息をしていて、如何やって、笑うか。其の全てを知っていて、普通になることや、其の全てに近い偽りを知っているのに。何故真髄を知ろうとするの。私は外向きの顔で貴方と普通に付き合っているわけで、真髄の私と貴方が一緒に触れているわけではない。だから此れを読んだ所で、唯私が怖くなって逃げていくでしょう?其れなら、読まないで。

 如何して、恐ろしいことばかり起こるのかしら。

 嗚呼、もう書けなくなったら。


 私は何処に意識を出せば良いの?


 そうなる前に、読むのを止めて。謝罪するくらいなら、読むのを止めて。もう止めて。本当に止めて。下らない、ことばかり起きるようになるから。私の精神に、合わせようとしないで良いのに。だから見ないで、読まないで。唯嘲って、笑ってくれて良いの、そして変わらなくて良いの、好きなように、私に触れていれば良いの。
 何故其れが判らないの。何故そうまでして私を読もうとするの。恐ろしくて、訳が判らない。謝罪なんてしなくて良い。息することが、全ての罪なんだから。
 私の心なんて、此れから読み取れないでしょう?文字だけで伝えることも、何かで表現して伝えることも、全ては不可能。唯、貴方の中の私は唯の表面上の私で良いでしょう?謝罪するくらいなら!


 謝罪なんて、したって許されることじゃない。


 生きていることこそが、全ての罪なのだから。


さくま