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嫌いな食べ物「キュウリ」


2001年12月08日(土) 12月8日20時18分

 やっと帰った。行き成り私の部屋に来て、私の隣に寝て、私の頭を無意味に撫でた彼が、やっと帰った。嗚呼疲れた。彼は全く帰ってくれなかった。私の精神を知らない彼に、「帰って」なんて言えるわけが無いでしょう!

 何故、私の時間と場所を奪おうとするの!

 貴方、恨むよ。

 苦しかった。ベッドの中で、私の身体に巻かれた貴方の腕が。其れは犯罪だよ。私は唯笑って、嘲って、「何時帰るの?」と何度も聞いたのに、鈍感な人。

 貴方が幾ら私の身体を触ろうと、貴方が幾ら私に意味ありげな言葉を掛けようと、私はベッドの中で瞳を上げなかった。寝たふりをした。そう、此れが優し過ぎて初な貴方への罰だよ。
 貴方は優しいけれど、其の優しさが時折私を馬鹿にしているように感じる。そんな中学生の男子生徒みたいなやり方で、私に触らないでよ。そんなレヴェルの、男としての貴方はみすぼらしい。汚らしい。発情期の兎、其れなら白兎とでも戯れるが良いよ。

 無理だということを、知らずに帰る貴方はもっと馬鹿だった。

 さよなら、また優しく私を甘やかせば良い。

 私はきっと、貴方の優しさと心を利用するのでしょう。


 酷いね、本当に!


さくま