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嫌いな食べ物「キュウリ」


2002年01月03日(木) 1月3日3時50分

 嗚呼、とても余裕が無いのを知っているだろうか。私は馬鹿みたいにみすぼらしく手を拱くしか能が無くて、然し其れ以上に手を引いたりという行為をしない。私は心の中で物を壊したりクリスタルが弾けるほどに強く抱きしめることが出来るのに、行動には全く其れが映し出されず、唯柔らかく触れたりするくらいでしかない。
 嗚呼こういった現象を理解出来るほど他人とは頭が良く機転が利き、回り回る私の心に付いて行けるだけの精神力が果たしてあるのか。其れなら私は何にでもなろう、理解と言う言葉を忌み嫌い、然し其れを求めることなど。然し其れは不可能に近い、他人とはあくまで他人でしかなく、人間とは常に自分の為「だけ」に罪を作って息をしているのだろう。嗚呼そして私もそうだろう、果たしてそんな動物が寄り添って理解し合えて融合し、やがて永遠を勝ち取れるか?
 嗚呼これは下らない御伽噺などではない、そうこれは現実なのだ。

 愛しているという言葉ほど未熟で悲しいものは無い。

 愛なんて自分自身にしか注がれないものだ。


 嗚呼、人を愛すると言うことは介して其れは嘘、そして其れは自分を愛することにしか他ならない。


 息とは人間とは確かにそういうものだ。


さくま