嫌いな食べ物「キュウリ」
昨日私は随分と眠れなかった。「如何思うだろう?」というフレーズだけが頭の中を支配していて、気になって眠れなかった。誰が、とか、何を、とかが疑問なのではなかったし、如何思うだろう?と思っていたわけでもなく、唯「如何思うだろう?」という言葉自体の意味が不思議で…というよりも寧ろ、白いシャツに付いてしまった何らかの汚れが、何の汚れなのだろうとか何時付いたんだろうとかいう前に汚れだ、汚れだ、汚れだ、という其ればかり考えて全く前進しないのと同じ様に、「如何思うだろう?」が頭の中から抜け出せなくなっていた。
そして、気付いたら朝だった。(凹
好い加減「如何思うだろう?」も疲れてきたと見える。私はフライング・ディスクをしてから家に戻り完全ノック・アウト。然し昨日は更に可笑しかった。
眠る、というよりも芝居を見る感覚に近かった。瞼を伏せると話が展開していく。
よく覚えているのが、チュニジア王国壊滅の危機という内容のお話。
何処で読んだわけでもない、聞いたわけでもない、見たわけでもない。大体地理に疎い私はチュニジアって何処だ、というレヴェルなのだけれども、どうもそういったお話が(これは100パーセント作り話だろうと思う)何個も何個も伏せた瞼をスクリーンに浮かび上がるので困った。
もしかしたら夢なのかも知れない。然し其れにしては随分と早くに上映が始まった気がする。
そうして何個も何個もお話を見ているうちに、何時の間にか夜の11時になっていたから驚愕する。結局私の一日は何だったんだろう…。フライング・ディスクか?チュニジアか?
明日は独逸語なのでこれからまた寝ます。
如何やら私は寝ようと思って寝ると眠れずに、寝ようと思わずに横たわっていると寝れるらしい。という結果に基づいて、布団を直さずに電気を消さずにBGMを消さずに寝てみることにした。
お休みなさい。
さくま