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嫌いな食べ物「キュウリ」


2002年09月11日(水) 絵画から見る努力

 私は過去にアトリエに通っていた期間も長くなく(受験の為でしたし)、通っていた期間でさえやっていたのは立体造形や建築科的なデッサンや建築水彩ばかりだった。
 特にデッサン出来れば良いじゃんと思うけれども、建築科志望用のデッサンというのは、画用紙にとにかく線を引きまくるところから始まる。そして線を細かくしていって全体の影の部分と光の部分を「図形で」示して少しずつ形にしていくもので、どちらかというと幾何的な要素が強い。そして何よりもモチーフは目の前に無くてはいけないのだ。
 というわけで私は絵が描けません。趣味でお絵かきはするけれどそれでも途中で直ぐに飽きてしまったりする。そして、アトリエ時代も水彩で酷く悩んだ経験があるのだけれど色つけというのが出来ない。はっきり言って面倒だ。
 よって私の通わせて頂いている様々なサイトに載せられている絵を見ると、大体においてちゃんと色が付いていて、飽きずにやったんだろうと思うととんでもなく凄いなと思ってしまうのだ。
 何が凄いって飽きずに最後までやり遂げられるという力。努力というのは人間の最高の才能だと思う。
 才能というと生まれ持ったものだと仮定されやすいので此処で注釈したいのは、私の言っている才能というのは先天的なことを言っているのではなくて後天的なことを言っているのである。よって「私には出来ない」と思っているわけでは無い。唯必要が生じないのでだらだらと努力せずに居るだけです。
 さて努力の出来る人はそれでも私は素晴らしいと思う。


さくま