誰も見ないヲタク日記
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2004年08月28日(土) |
『組!』33話「友の死」感想その2 |
◎裃着た山南さん・・・◎ (書き忘れたが、OP前に 菜の花は今の時期に咲かない と山南が明里に言うシーンあり) 障子をたたく音。開けて格子戸ごしに会う山南と明里。 明里「センセ」 山南「まだいたのか」 明里「これ菜の花やろ」 山南「・・・・・・・菜の花だ」 明里「今頃咲くこともあるんよ」 山南「私の負けだ」 この 私の負けだ は 明里の、人としての深さに山南が感服したという感じか? というかなんと表現したらよいかわかりませんが胸にきました。
明里「まってるからな」いじらしい(泣) 山南「ああ」
格子戸を閉める山南。2人は別れた。
明里「(明里を送る役目の山崎に向き直り)何しでかしたん?」「切腹するんやろ、これから。そうかて あれ死装束やもん」 「先生は 人の道にそむいたわけではない」 明里「安心した」 山崎「ご存知やったんですか」 明里「ウチそれほどアホやないもん。ウチが泣いたら、あの人悲しむだけやろ。ほやから騙してやったん。センセもすっかり信じこんで。案外あの人もああ見えて信じやすいんやな。・・・・・・・アホや」(泣)
◎土方が山南を訪ねるシーン◎ 今日は(この感想では省いてるが)いろんなキャラが山南を訪ねてきた。そして最後に訪ねてきたのは土方だった。だが来たものの声をかけずにただ黙って山南を見つめる。山南は穏やかに見つめ返す。しばらく2人とも無言だったが、山南から言葉をかける。 山南「悔やむことはない。君は正しかった。私を許せば隊の規律は乱れる。私が腹を切ることで新選組の結束はより固まる。それが総長である私の最後の仕事です」微笑む山南。 何も言わずに襖を閉めて立ち去る土方。その胸に去来するものは・・・? やはり後悔していたんだろうか。で、山南の覚悟を聞いて 引き受けた と?(何を引き受けたのか自分でもうまく説明できません)
◎切腹シーン◎ 山南「(沖田に)声をかけるまで待つように。」 まだ切腹してないのに見守る幹部の目がはっきり潤んでいる。局長の目も、副長の目も。普段、何考えてるかわからない斎藤でさえ泣きそうだ・・・。斎藤、山南さんの死を悼んでくれてありがとね。
山南役の堺さんの演技が。腹に刀を突き立ててることを、表情だけであれほど表現できるなんて。おでこの血管がえらい浮いてました。本当に刺さってるみたいで、見ていて痛い感じした。こんなこと考えてたので、ちょっとこの場面は冷静に見てました。
刀を突き刺して十字に切った(?)状況で、笑って「沖田くん」って。そんな瞬間まで笑ってんのか。そういう時、笑えるのか? でも大河の山南さんなら笑える気もする。
◎局長・副長ふたりで泣く◎ んと、副長がスゴイ顔で泣いてたのでビックリした(美しく泣いて欲しいと言いたいわけじゃないよ。この泣き顔、良かったよ。) 副長、スゲエ顔だなあと思って見てた(ごめんなさい)。でも自分はもっとスゴイ顔して泣いてたに違いない。
感想というか、ただの台詞の羅列で申し訳ない。ただ、これらの台詞はどうしても自分の中で欠かすことができなかったので。
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