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2011年06月15日(水) ■私たちは、自分ができることなら、他人もできるべきだと考えることが多いものです

私たちは、自分ができることなら
他人もできるべきだと考えることが多いものです。
考えるという意識されたものではなくても、
どこかでそう考えています。

幼い子どもが彼らのゆっくりとしたペースでものごとを
吸収していくのを、若い親はそのペースを待てなくなります。
あるいは部下がまだ若く未熟な場合、上司はやはり、
「こんなこともできないのか」と
未熟であることをどこかで非難してしまいます。

未熟であるものを、そのまま受け容れることができず苛立つのです。
私たち自身もかつては何もできない子どもであったし、
未熟な時期を過ごした新人社員であったはずですが、
そんなことは今や忘れてしまっているのでしょう。
かつての自分の姿を思い出してみましょう。



出典元 「プロの聞く技術が身につく本」
おすすめ度 5
著者名 林 恭弘


自分が、すでに簡単にできることを教えるとき、
それが全くできない人に教えることは、かなりの手間と、
理解力、忍耐力が必要だと、実感しています。

現在、私は数人の働く女性(30代、主婦&未婚)にお料理を
教えていますが、こちらの「このくらいは知っているだろう」
という思いはことごとく打ち破られ、
「え、これも知らないの?今まで、お料理したことないの?」
と感じてしまうことが多く、正直にそう聞いてみました。
すると、彼女らは、
「お弁当は母がつくってくれたし、夜は、外で食べてたし…、
 料理しなくちゃいけない日がくるとは、思ってもいなかった、
 その日がきたら習おうと思っていたし」
と、くったくなく答えます。
料理より、大切なことがあったというのです。

私の、
「これは知っているはず、ここから教えればいいだろう」
は、通じないし、もちろん、
「ここは、はしょっても大丈夫」も通じません。
本当に1から、細かく、丁寧に…です。
このことを通じて、こう学びました。

「女性なら、料理はできて当たり前」
という思い方から入ると、驚いたりイライラするので、
「料理はできなくて当たり前」と思うこと。
少なくても、「教える」というときには、
「なにもできない、わかってない」
というところからはじめた方がいいのだと。

そして、このごろ、
「私も、何も知らなかったときは、ひどかったんだろうなぁ、
 誰かが、こんな私に教えてくれたんだなぁ、ありがたい」
と、思うようになりました。
いろいろと教えてくれた方々がいるから、今の自分がある、
そう実感するようになりました。


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「本からお話紹介…反抗的な子が母からもらったもの」

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