キ ミ に 傘 を 貸 そ う 。
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2011年10月10日(月) |
予期せぬ愛に自由奪われたくない。 |
ただ好きでいられるだけでいい。 そう思っていたのに、やっぱり携帯電話が光るのを待ってたりする。 愚かな自分、だね。
Aさんから、ただの「おやすみ。」という主旨のメールをもらったことが何回かあった。 それはあまりにも突然でとても驚いた。
Aさんは今のプロジェクトの総括マネージャー(つまり一番偉いひと)で 私は一番の下っ端。 そんなAさんが、ひよっこの私を相手にするなんて 考えられなかった。
「愛してるよ。」と書かれたメールは 明らかに酔ってたみたいだった。 冗談だからこそ「愛してるよ。」 なんて書けるんだよ。
私の席から、Aさんの横顔が見える。 今日はずっと忙しそうだった。 Aさんの顔は赤く火照っていて、土日に外出してたことが分かった。
Aさんを見ていた。 好きだと思った。自分をバカだなぁと思った。 でも心はコントロールできないよ。 好きと感じたら好きなんだよ。 それをとめることなんてできない。 止められるのは、行動だけ。
Aさんはこっちを見ない。
帰り際、ちょうどAさんがこっちにやってきた。
『遅くまで頑張るねー。』
「…Aさん焼けましたね?笑」
『うん、子どもの運動会。騎馬戦やったの。笑』
Aさんは笑ってた。 と同時に嫉妬がうまれた。 「やっぱり家庭があるひとなんだ。」って。 自分自身にびっくりした。
今までAさんをどれだけ好きでも、 こんな風に思ったことなんてなかったのに。
つらいけど、私は大丈夫。 不倫はしないし、私にはできない。 だから勝手に好きでいることにする。
少しつらいけど、大丈夫、それが最良の選択だ。
フツウに幸せになりたいのにね。
どうしてこんな難しくなっちゃったんだろうね。
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