こしおれ文々(吉田ぶんしょう)

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2004年08月09日(月) サイエンス・フィクション【春子(ハルコ)】 第1話 定義

【運命は変えられる】って言うけど、
多分、それは違う。

もし仮に、現状がイヤで、
それを変えるために頑張って、運良く打開したとしても、
【頑張って打開したその状況】が結果的にその人の運命なわけだから、
結局、運命は変えられないんだよ。

人の手によって変えることが出来るのは、2つだけ・・・。


・・・生と死。


中出しするかゴム付けるかは、その人のサジ加減。
銃口を口にくわえて引き金引くかも、その人のサジ加減。

ほら、
やっぱり変えられるのは、生と死だけなんだよ・・・。







サイエンス・フィクション【春子(ハルコ)】

第1話 定義

【売春】って言葉、嫌い。


具体的に口に出せないから、
便宜上、包括的に表現してるのだろうけど、
【春を売る】だなんて、
インテリ気取りの勘違いしてるオヤジが考えそうな言葉。
寒気がする。


【援助交際】って言葉も嫌い。

【援助】ってことは、
お金もらってる私たちがバカオヤジに助けてもらってることになっちゃう。

こっちはオヤジのスケベ心を満たしてあげてるわけだし、
売る側と買う側ってのは対等のはず。



別に、【体を売ること】を肯定するつもりはない。
いけないことだと思うし、
売らなくて済むならそっちの方がいい。

私だって、出来ることなら普通の生活を送りたい。

高校行って、大学行って、就職して、
好きな人と結婚して、その人の子ども産んで、
子どもが独立して、孫が産まれて、
旦那が死ぬのを看取ってから、
家族に囲まれて、一生を終える・・・

そんな【慎ましやかな中流家庭】を築けるなら
それに越したことはない。


でも、バカな父親とバカな母親のせいで
それが出来ないから
体を売ってまで生きているわけ。

私が今まで歩んできた道のり、環境、
それらはそんなに重要な事じゃない。

借金?近親相姦?自己破産?・・・etc
その辺は勝手に想像して欲しいと思う。




ここでのお話は、
私のある【特別な力】についてです。


管理人:吉田むらさき

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