こしおれ文々(吉田ぶんしょう)

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2009年02月10日(火) 【記憶】についての識見(横浜・京都訪問記念ぶんしょう)


【記憶】とは非常に曖昧なもので
ある出来事に際して
その場に居合わせた複数の人間が
同様に記憶するわけではない


時間がたつほどそのズレは顕著であり
つい先日私自身が実際に経験した例では
【学生時代のケンカ】という記憶も
見ていた第3者が憶えているのに
ケンカをした当人同士が
原因どころかケンカしたことさえ忘れてしまっていた



つまり記憶とは各個人がその出来事に対して
どのような印象・衝撃・サイズ(大小)で受け入れるかによって
今後の【保存状態】に影響を及ぼす


くどいようだが
記憶というのが【発生時に個人がどのように受け入れるか】によって
【保存状態】に影響を及ぼすのなら
【今後どのように保存したいか】をその都度判断し
適切に振り分けれるかがポイントになってくる



いつまでも鮮明に記憶しておきたい重要な事項は
いつまでも鮮明に記憶するための処置が必要であり
その処置についても個人によって千差万別である


とはいうものの
情報は24時間365日
常に五感を刺激し
意識せずとも記憶の振り分けは本能的に繰り返されている


仮に重要な事項を
個人がいつまでも鮮明に記憶していたいと願っても
その振り分けが希望どおり叶わないことも多々ある


だからこそ
記憶だけに頼るのではなく
手帳にメモを残すなどの方法で定期的に確認し
記憶の更新を図ることが大事なのである




というわけで・・・




月末の妊婦検診に付き合う約束をしていたにも関わらず
すっかり忘れて
その日に自分の健康診断の予約を入れてしまったことに関しては
十分反省していますので勘弁していただきたいものである

(健康診断の予約だって変更できたわけですし)




管理人:吉田むらさき

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