よしなし日記


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2004年12月22日(水) ゴジラ

松井じゃないよ。

いったいどれくらいの人が見るんだろうっていう、
「ゴジラ---ファイナルウォーズ」だっけな?
を、雲ちゃんとともに観てきました。

本当は「Mr.いんくれでぃぶる」を観たかったんですが、
雲ちゃんの強い要請により、ゴジラになった次第です。

ちょっと前に、ハウル・・・を観て、
その折に予告があり、面白そうだと思っていたので、
抵抗なく観ることができました。

で、映画は・・・って映画を語るほど映画に精通してるわけじゃないし、
ゴジラのことなんて、全然知らないんですが、
言わせていただければ、

お金のかかった安い映画


って感じでしょうか。
でもね、けして面白くないわけじゃないんです。
結構・・・いや、かなり満足度高いです。

CGと特撮・・・ていまや同じこと?・・は最近すごいので、
そういう面での迫力はあり、嘘っぽい嘘っぽくなさが楽しめます。

アクションシーンもCGに助けられて・・だと思うんですが、
なかなかよかったです。
やはりケイン・コスギと松岡くんの戦いはケインの勝ち。
ケインのアクションは、CGとかない状態で
引きでもっとちゃんと見たかったです。
そういう意味では、JACがやっているヒーローもんの方が
生身でやっている分、アクションシーンが面白いかも。
仮面ライダーの中に入ってる人とか、動きに切れがあって、
ほれぼれしますもん。

やっぱアクションは生身だ!と思いました。

そういう意味では、ゴジラの動きとか他の怪獣の動きが迫力あって、
楽しめました。
ゴジラって結構機敏なのね・・っていうのも発見でした。
あと、モスラがかっこよかった。

モスラがかっこいいって・・・私っていったい・・・

ひじょーーーーにマトリックスに似てるのですが、
あまりに似ているので、そこまでやるなら許すって感じで
むきーーとならずに見られます。

で、何が安いのかっていうと、役者さんかなと・・・
それも、主役の二人が、なんていうか、テレビで見すぎっていうか、
映画っぽくないっていうか・・・そんな感じでしょうか。
あと、外国人・・・ほとんどアメリカ人・・の台詞を
口は英語なのに日本語に吹き替えにしているあたり、
安さに拍車をかけていてかなり面白かったです。
でもね、地球防衛軍の中のざわつきの中には、
英語で喋っている声が入っているんだよ。
そのアンバランスさも、面白かったです。
なんか、本物っぽくしたいのかしたくないのか・・みたいな
ところも、つっこみいれたくなるけど、
ま、いっか的面白さがありました。

ちなみに、菊○怜は好きだけど、ちょっとなんていうか・・
へたくそかも・・・つーーか、
なんか役にあってなかったっす。
モデル並みの美貌を持つ学者っていうキャラが
東大卒の彼女とオーバーラップしたんでしょうが、
頭よくて綺麗だったらなんでもいいかっていうと、
やっぱ違うわな。
やはり、役ってのには、プロフィール以上に、
キャラクターってのがありますよねぇぇ。
誰ならいいかはわかりませんが、
なんかちょっとね。

でも、あれかな。

ゴジラの映画だから、飽くまでもメインはゴジラで、
役者さんの演技とかってあまり関係ないのかな?

ケイン・コスギの、まだたどたどしい日本語が、
かえってミュータントぽくて、よかったです。

あと、誰も注目しないと思うけど、
地球防衛軍のお偉いさんの役で、
水野久美さんていうベテラン女優さんが出ていて、
私はその女優さんが結構好きなので、
なんか嬉しかったです。

いろいろ、褒めてんのかモンクいってんのかわからない書き方ですが、
面白かったです。
ちょっとストレス解消になったかも。

敵役の怪獣が結構怖くて、
ゴジラ頑張れ!とか、思えたのもよかったです。



で、余談。

昨日は火曜日で、行ったのは午前9時35分からの回で、
おそらくすいているだろうとは思ったけど、あーーーた。

なんとお客さん、雲ちゃんと私とおじさんが一人・・・

そう、3人だったんです。

空いているとは思ったけど、まさか3人とは・・・。

でもね、この3人って、結構怖いっすよ。
いや、私とおじさん二人の方がもっと怖いけど、
あと一組くらいいないかしら・・・って思いましたですよ。

その人は普通のおじさんで、
普通に大人しく(?)映画観ているだけの人だったんですけど、
始まってしばらくは、

「暗くなって、あの人が刺しにきたらどうしよう」

に始まり、

「とりあえず雲ちゃんは前の座席に投げてでも移動させて、係員を呼びにいかせよう」

とか、

「携帯で警察に届けるのと、係員呼ぶのとどっちがいいだろう」

とか、

「もっと逃げやすい場所に移動したほうがいいだろうか」

とか、

いろいろいろいろあることないこと・・つーーか、
ないことばっかりあれこれ考え、
そのおじさんの動きをちらちら見つつ、映画を観るという状態で、
10分くらいは全然映画に集中できませんでした。

で、そのおじさんが、映画に集中しているらしいことが判明してからは、
安心して映画を楽しんだのですが、
ラスト20分くらいのところから、
トイレに行きたくてたまらなくなってしまいました。

一人でトイレに行くと雲ちゃんとおじさん二人になって、
それはそれで心配だし、
雲ちゃん連れて出るのは、映画を中断させることになってかわいそうだし、
「どうすりゃいいんだよ〜」と
尿意との戦い。

それでも、なんとか我慢を重ねて数分、
ふと見ると・・・つーーか、
雲ちゃん、映画に飽きたのか、人がいない(いるけど)のをいいことに、
映画館内でジャンプしたり走りまわったり・・・
「おいおい、飽きたのかよ」
と思い、注意をしようとふと見ると、動きがおかしい。

どーーも、彼もトイレに行きたい模様。

親子でなんだよ・・とおかしくなり、
そこらで走っている雲ちゃんを呼び寄せ、
「おしっこしたいの?」と聞くと、
大きなお目々をくりくりさせながら、
「うん」とうなづく我が息子・・・・
でも、その「うん」に続いて、あわてたように、
「でも、最後まで見るから、大丈夫だから。我慢するから」
と必死に頼む我が息子。

私的には、雲ちゃんもトイレに行きたいってことが判明して、
ちょっと助かったと思ったのですが、
直後にトイレに行くことを否定され、
微笑ましいながらも、ひえ〜〜〜〜な気分でした。

その後、何分くらいでしょう。

親子で尿意と戦いながら、エンディングまで見て、
終った瞬間スーパーダッシュ。
私も走ったけど、雲ちゃんのダッシュの速いこと。
追いかけながら、爆笑した私です。

そんなこんなのゴジラ鑑賞。
おかげで、最後の20分くらいも映画に全然集中できませんでした。

がはは







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