よしなし日記


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2004年12月28日(火) 親ばか馬鹿バカ

クリスマスが終ったら、
「ロールケーキの作り方」
での検索がパタッととまった。
クリスマスケーキに、
おうちでブッシュドノエルを作ろうとした方が多かったのねと、
勝手に推察。

私のお気に入りのサイトの中に、
最近赤ちゃんコンテンツ(?)が増えてきていて、
ネットのあちこちで赤ちゃんを見ていて、
幸せな気分。

そんな中、手作り石鹸サイトとしてブレイクしそうな
ネット仲間(勝手に仲間にしてすみません)のつきこさんのサイトでも
お子さんの幼少時の写真が掲載され、
私も親ばか気分が盛り上がっている昨今。

というか、昨日病院に向かうバスの中、
何がきっかけがわかりませんが、
急に、「私って過保護のバカ親になりそうだな」と思った。

私の母の姉、要は私の叔母には息子が一人いる。
今は叔母も70を超え、息子(要は従兄弟)も40半ばのいいおじさん。
人柄のよさでまんまと(がはは)逆玉に乗った従兄弟は、
某所で特別養護老人ホームの事務長の座に君臨しており、
こちらが予算きゅうきゅうで中古マンションのリフォームにアクセクしているというのに、
義父所有の土地の一部80坪(一部が80坪・・・)を譲り受け、
義兄の経営する工務店の施工で、
どでかい家を新築中という左団扇な生活ぶり。

が、これは全く余談。
単に私がうらやましいだけの話。
わはは

で、この叔母、息子を溺愛していることで有名だった。
有名つっても親戚内でってことですが・・・

従兄弟の家に遊びに行くたび、
従兄弟専用のすんごいオーディオセットが入っていたり、
なんかよくわからないけどかっこいいギターが増えていたり、
自転車もなんかよくわからないけど、
見たこともないようなかっこいいのががあったり、
ともかく、叔母夫婦が特にお金持ちってわけじゃなく、
昔の社宅住まいの生活でありながら、
従兄弟の持ち物だけは、妙に高そうだった。

物を与えるだけじゃなく、
例えば従兄弟が喧嘩して怪我をさせられた・・とか、
親戚の叔父さんに嫌なことを言われた
(言う叔父もおじではあるが・・変な親戚なんです)とか、
ともかく、「うちの○○に何かしたら、私が許さない」光線ばりばりで、
生まれたばかりの子猫を守る親猫のごとく、
むきーーーっと相手に攻撃をするっていう感じで
がっちり従兄弟を守っていた。

中学生だか高校生だかになっても、その感じは変わらず、
ちょっとした従兄弟の自慢話を、本当に嬉しそうに姪である私にまで
詳しく語ってくれたり。

なんでも息子優先、息子が一番、息子が、息子が・・って感じで、
いってみれば、馬鹿親に近かったと思うのだが、
なんか、私ってそれに近い感覚があるんですよね。

今ならわかるっていうか、
一人息子がどんなに大事でかわいいか。
ほんとにわかる。

高いものを買ってやるとか、
何においても優先するとか、
そういうことはちょっと違うかしらと思う部分はあっても、
うちの子に何かしたら、私が許さないわよっていうのは、
確かに私にもある。ありあり。

学生時代、もう大きくなっている従兄弟を
小さい子供みたいに扱うおばをみていて、
正直「ばっかじゃないの」って思ったこともあったけれど、
今の私ってそれに近いかも・・・って思っちゃいます。

叔母ほど愛情が深くないのか、
いろんな情報に助けられて冷静さが加わっているのか、
私が思慮深いのか(がはは)、
突き放すところは突き放すと思ってはいるけれど、
もう6歳にもなった雲先生を、
まるで2歳児か3歳児にように扱うっていう場面、
ありそうな気が・・・ていうか、ありあり。


だってね、最近の雲ちゃん、可愛いんですよ。


赤ちゃんの時は、年齢が上がっていくと、
可愛さが半減かしら・・なんて思って、
今を大事に!と、ベタベタ可愛がっていたんです。

が、しか〜し。


年齢が上がって、口も達者になってきて、
生意気なことも言うようになって、
いろんなことが一人でできるようになって、
「ママはいらない」なんて憎たらしいこともいう一方で、
みょーーーにベタベタ甘えてきたり、
「オレ、赤ちゃんの頃からママが大事だな〜って思ってた」
とか憎いこと言ったり、
具合が悪いと、「ママ大丈夫?薬飲んだほうがいいよ」と、
おなかが痛いときにバファリン持ってきたり、
なんかそういうことをされるのが、たまらなく可愛くて、
「一生お前を放さない」状態になってしまいます。

赤ちゃんの頃も、2歳の時も、4歳の時も、
かわいいな〜と、親ばかでありましたが、
今はまた違った可愛さがあって、
毎日じーーっと顔を見ては、「かわいいな〜」と
“声に出して言う”っていう、
ほんとにほんとにバカ親です。

でもね、さっきの従兄弟は、確かに甘やかされて育ったけど、
大人になったら、すごく優しくて、すごく自信に満ちていて、
すごくまっとうな考え方をする、いい大人になったんですよ。

これから先の人生で、また何か変化があるかもしれないけれど、
母親の愛情っていうのが十分に与えられた子供の成長した姿って、
あれかな・・と、思う部分もあったりして・・。

たまたま上手くいった例で、
そういう風にしても駄目な場合もあるんでしょうけどね。

叔母を見習うっていう話じゃなくて、
叔母の気持ちがわかるっていう話をしたいだけなんですけど、
なんかまとまった結論出さないといけない強迫観念・・・

中学生くらいになった息子さんを「にくたらし〜」って言うお母さん多いですが、
その裏には、本当は「可愛いなぁうちの息子」っていう気持ちが
あるんでしょうなぁぁぁ。

そして、私も口では「憎たらしい〜」と言いながら、
「ああ、でも雲ちゃんほんとにかわいいな〜」って
思い続けるんでしょうなぁぁ。

ちなみに、この叔母の偉いところ。
従兄弟が結婚したら、どんなお姑になることか・・・
と思っていた親戚一同。
が、この叔母、従兄弟が結婚したら、
ちゃんと距離を置いているんですね。
嫁に対するモンクもあるこたぁぁあるけれど、
必要以上に関わろうとしないようにしているんですね。
それは見習うべきところかなって思っています。



今年も、自分の子供を可愛いな〜〜、コイツが好きだな〜と
思いながら年越しをできるってのは、
幸せなことなんでしょうなぁぁ。


夫は?


そうねぇ・・・大事な人であることには違いないですが、
可愛い〜って感じじゃないよね。
がはは
子供に比べたらずいぶんほったらかしだしね。
ごめんね>夫。

来年は雲ちゃんも小学生になることだし、
少し夫婦の問題に着目してみようかしら・・なんてことを
考える年の瀬。

大掃除も、年賀状も、お節の用意も何も終ってない28日・・・

大丈夫なのか〜>私。

今日は少し頑張りますか。
皆様、よいお年を。

たぶん日記はまた書くけどね。




***********************



全然関係ないけど、
国土交通省の「お前ら偏差値低いんだ」男。

ちょっと笑っちゃうっていうか、
いろいろ思うところありますわ。
よほど、「偏差値低い」業者とかに悩まされているのか、
自分より学歴低い上司にいじめられているのか、
実は自分の学歴にコンプレックスがあって、
それでもプライドはあって、そういう複雑な心境が出た結果なのか、
ともかく、いろいろ思い浮かびます。

社風・・とは言わないのか、
省風?だとしたら、
国土交通省っていったい・・・・

津波とかいろいろなことで
葬り去られそうな事件ではありますが、
もっといろいろ掘り下げると結構面白いんじゃないかと
思っている私の深層心理は?


ふふふ


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