2002年08月16日(金) |
社会が正義を形作る。 |
ぼんやり過ごした。
12時の黙祷に遅れながら、それでも祈る。 くだらねェつまらねェ暑ィとへたれた文句を言いながら。 それでも平和。
平和が一番だろう。
簡単に話そう。
でっけー地震でもなんでもいいが、世の中がごたごたになったとする。 警官も消防官も忙しい。町の治安はめちゃくちゃ。 食料がいつまでもつか、誰にもわからない。 若い女やちっさい子どもは家の中にかくまう。何が起こるかわからない。
そんな時チンピラが何人か集まって民家を襲いだした。 どうする?
ある町では60がらみのジイサンどもが有志で集まり。 マジで弾こめた趣味の散弾銃でチンピラどもを威嚇した。
ある町では気骨のある若い連中が。 ガーディアンエンジェルよろしくチンピラどもと格闘。町から追い出した。
たとえばの話。
ジイサンどもにせよ若い連中にせよ。 法的に正しいか。本当の正義かなんちゅうのはわかんねーこと。
けど。
それで助かった人らが居るとすれば、それが正義なんだナ。 そこでは正義なんだ。
状況が。
社会が。
正義を作る。
だから願わくば正義なんてもん、考えねーで済む世の中がいい。
畳の匂いを嗅ぎながら昼寝して。 たまにソーメン食って。
蝉にジイジイ言われてたい。それが平和。
正義を作るしかねー社会。 正義に鼓舞され戦う人間を。
作り出すしかねー社会は。
二度と御免だ。
で、そうならねェためにどうすりゃいいか、ちゅうんを。 考えるのがヨ。
ほんまのエライさんの仕事とちゃうんか。
いざとなりゃ。 桜木も棍棒担いでチンピラと喧嘩。
法律も人道もクソも無ェ。
いざ「そうなってしまった」ら。
何言ったって遅ェんだ。
話のわからねーヤツの頭は、かち割るしか無ェ。
「そうなってしまった」ら。
小僧どもは殺され、女は犯され、男は殺られる。
一見どれほど平和な町も全て。 そういう風に出来ている。
他人事じゃ無ェ。
けどヨ。あなたが頭をかち割った若者にも親が居たのです、とか。 後になりゃ何だって言えるワケ。
ほんま、後になりゃ何だって言える。
下手すりゃ桜木。てめえの孫に、そんなん言われるワケ。
まったく。正義は御免だよ。 そんなもんに踊らされなきゃ生きていけねー社会なんてもん。
世界中から無くなって欲しい。
それは本当に。
おっかねくも、身近な問題なんだからヨ。
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