*-* こころ *-*
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状況
約一年近くのもめてようやく別居 それからもう8ヶ月
このまま別居のまま続けるか(子供のため) 正式に離婚するか
というところまで進んでいたはずなのに 連れ合いの発病により大どんでんがえし
Nobuには週末逢った時に話した
「家に帰る」 とだけ
あまり詳しくは説明していないのだけれど 状況は把握したようで
『そかっ』
泣いてる私の背中をヨシヨシしてくれて
『じゃ、僕が電話をしたくなったらメールで確認すればいいかな?』 『僕がメールをしても無理しなくていいからね!』
元々フェアじゃない付き合いなのに どうしてそこまで譲歩してくれるのかな?
何度も「ごめんね」を言う私に
『ずっと言ってるでしょ?僕には結婚願望がないから大丈夫だよ!』 『何も変わらない また逢うこともできるでしょ?』 『ね、次はいつにしようか?』
何も変わらないわけがない
連絡が取れるのは私の都合のいい時だけ 逢う約束も簡単に出来なくなる Nobuの寂しい時、嬉しい時、話をしたいと思った瞬間 私の状況を頭に浮かべる事になる
連れ合いを支えるのは私の役目 でも、1人で抱え込むのは大きすぎる事がわかってて 今私を放り出す事が出来なくて 自分の寂しさや辛さを飲み込んで甘えさせてくれる
誰かを頼りたくて泣く場所が欲しくて Nobuと付き合いだした一年前と全く同じ メールを返せないもどかしさも 電話が出来ないもどかしさも わずかに残された私の時間に合わせて連絡を取り合うことも
でもね、その時間がとても大切で 連絡をしてくれようとする気持ちが嬉しくて幸せで
ここ8ヶ月の間に当たり前となってしまっていた事が 当たり前でない事を思い出させてくれた
振り出しに戻った私たち だね
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