私にとっての「自然体」は、 けっこう「勝手気まま」「わがまま」と同義になってしまう。 親しい人間には、ときどき、かなりひどいことを言ったりやったりしている。 そういうふるまいを、したくなってしまうから、してしまう。 そういうことが、必要だから、してしまう。 家族とは、そういうマイナスを0にするくらい、 楽しいプラスの時間を共有していると思うから、 甘えている。
相手の気持ちになってみる、 思いやる、ということが、 自然にはできない。 かなり意識しないと、できない。 自分では普通にふるまっているつもりでも、 ちょっとしたことに配慮が足りなかったり、 気を遣えなかったりする。 ときどき、挨拶や礼儀といった、社会人の常識も忘れる。
そういうことをしてこなかったぶん、 そのためのエネルギーがたぶん人より必要で、 余裕をなくすと、忘れる。
そういうことを、分かってくれて、 仕方ないわ、ぺぱだから、 とは、世の中のほとんどの人は、思ってくれない。
小さな、心地よい関係のなかで、ぬくぬくしてきた、 ツケが回ってきているのかもしれない。
まず自分に配慮が足りないということを自覚すること。 そして相手の気持ちになってみるという努力をすること。 それでもちょっとしたときに出てしまうかもしれない、 マイナス面を、打ち消すくらいの、 プラス面をのばすこと。
これらが、失恋からの教訓でした。(また別の視点から書くかも)
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