今日は電車に乗ってたら、 まさに日記のネタになりそうな変な人がいたので、 それについて詳細に記そー。
いつものようにバイトを終え、 読書しながら帰るみぃちゃんは、 いつものように各駅停車に乗ったんだー。 各駅列車は空いているから、 荷物を自分の横の座席に置きながらまったりと、 時には一番端っこのシルバーシートに座り、 車両の連結側の窓のところのスペースに(分かる?) 缶コーヒーを置きながら読書するのだー。
そうしながらとある短編をもくもくと読み、 気付くとその電車は保谷止まりだった。 本を閉じ、電車を降り、つぎのでんしゃ待ち。
すると人気のないホームに、 さささっと動く人影(けっこう機敏な感じ)。 見ると車庫に去っていった電車に対して、 カンフーポーズで威嚇しているおじいちゃんだった。 その目はぎらついていた。
30秒ほど威嚇した後、 何かぶつぶつつぶやきながら笑っている。
読書から抜け切れない頭でぽ〜っと見ていたら、 電車が到着した。
おじい様と同じ車両だ。 準急車両は込んでいた。 私は扉の手すりのところに立った。 向かいには女の子が立っている。 その間におじい様は立った。
おじい様は向かいの女の子を見ながら何かつぶやいていたので、 見ないフリをしてほっとしていたのに、 ひばりが丘を過ぎたあたりでくるっと逆回転して、 私をなめるように見た。 そしてにやにやしながら片足を上げて靴を触るポーズを取り、 「俺は古い靴なんて履かない」 「真紀子さんに誰か言っといてくれ」 「小泉さんも○×☆□」 「若い者の気持ちは・・」 と言ってた。
世の中に対する不平でも言ってるんだろうと視線をそらすみぃちゃん。 しばらく経って、 おじい様がずっと私の靴を見ていることに気付いた。 そしてまた言った。 「古い靴履くなんて・・ゴニョゴニョ」
おじい様は私の靴に対する不平を言っていた。 また片足上げて靴をふき取るしぐさしてる! ぎゃあ。
てか別に古くないしただの黒い革靴なんですけど! ちょ、ちょっとつま先が汚れてただけなんですけど! 幸い周囲の人々はそ知らぬ顔で気付いてなかった。
というか、私の靴の汚れを最近の若者の乱れ、 政治の乱れに捉えた想像力にカンパイ。 やつは清瀬で降りた・・まただ。
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