疲れた。今日はもう死んだように眠った。 安心したら見事に風邪発症しちゃってね。微熱が出たね。 この風邪は多分、一ヶ月くらい持ち続けてる風邪ですぜ。 今まで気力だけで発症しなかったんだなぁ。すごいね。
先月25日に試験は終わったんだが、その次の日からずっと ボランティアなぞ少々やっとりまして全然休んでない。 たまたま夕方のニュース見てたら、 イラク攻撃と劣化ウラン弾使用反対の人文字をつくろうという活動を知りまして、 んで試験終わったその日の夜に、母と食事行った帰りの足で申し込んできた。 折角だからと思って、そういうことに興味のある友人にメールしてみたら 「やりたい」と言ってくれたので、伴って翌日申し込みに行ったら 雪崩式にボランティアをやることになったのです。 んでその友人と申し込みした後でマックで昼食取ってたら 実行委員の方から電話掛かってきて「是非テント村の手伝いを…」とか言われたので その日から早速テント村で受付嬢もどきをやったりしておりました。 前日は土砂降りの中、人文字の線引き(っつーかロープ張り?)もしたよ。 とは言ってもあたしゃ大したことも出来ず、 釘配り嬢やったり小間使いで走り回ってただけなんですが。 思うにあの雨の作業で風邪も悪化したんだな。軟弱な若者よ。 しかも二日ほど泥作業しただけで指先が荒れて、ひび割れて血ぃ出るしよぅ。 本当に軟弱だ。我ながら怪しからん。 っつーか肌が弱いのも困りものですな。
二日前に受付やってたときはまだ600人しか登録してなかったのに、 県外から来て下さった方も多かったとは言え、 当日6千人が集まったというのは本当に感動しました。 目標一万人だったけど、6千人ってのはすごい数だよ。 あたしが思ってたより随分多くの方がきちんと考えてるんだと知って嬉しかった。 テレビ局のインタビューに答えてた参加者の方も言ってらしたが、 まだまだ捨てたもんじゃないな、広島も、我々も。 前日の夕方、測量して定めた位置に打った釘にロープ張ってたとき、 たまたま通りかかった年配の方に「何するん?」と訊かれて 「イラク攻撃と核反対の人文字を作るんです。是非いらして下さい」 など言ったら「あ、そういうことなら勿論(来る)」と答えて下さって嬉しかったよ。 やっぱりお年を召した方の関心は強いのだね。 当日受付もしてたら、やはり年配の方が目立った。 でも若い人も多かった。 学校で先生に協力をお願いして広告を刷って配らせて戴いたら知った顔も見つけたし。 先生方も来て下さった。ありがたいことです。
テント村にいたときも、また当日も思ったことだが、 結構ボランティアの方が多かった。 あたしは実行委員の方をすべてきちんと把握してなかったので、 実際ボランティアの方と実行委員の方の区別はあんまりついてなかったが、 それにしてもなかなかの数が集まったと思うよ。 殆どはボランティア団体に所属してらっしゃる方だったが、 中には我々のように個人的な手伝いの方もいらした。 大学生が多かったかなぁ。 なんか幼馴染によく似た少年もいたのだが、 なにせ数年会ってないので顔が判然としなくて結局よく分からんちん。 テント村で一緒に受付やってた大学生の方と仲良くなって、 携帯番号とメルアド交換とかしちゃいましたぜ。 んで今朝、「お疲れ様でした〜」ってメールやりとりしてたら 学部こそ違えど私の第一志望の大学の学生さんだということが判明した(笑)。 「文学部に友達おるけ、合格したら紹介するよ」 と言って戴いたので、是が非でも合格せねばならん(笑)。 でももう試験終わっちゃったんですなぁ。後は運だな。 まぁ信じて待ってみよう。
そうそう、びっくりしたことに市長まで来て下さったよ。 あたしゃ秋葉さんは好きなので嬉しかった。 簡単なスピーチを戴いたときは会場全体盛り上がりました(笑)。 以前、文芸春秋か何かの特別版に秋葉市長が寄稿してるの読んだが、 核に対して既存の非核三原則ではなく 「持たず、作らず、使わせず」 というのをこれからは信条にしたい、という意見には共感した。 確かに「持ち込ませず」では消極的だものな。 人文字作ってワシントンポスト紙に掲載するとは言っても、 一体それがどれだけの影響を与えられるかは分からんが、 それでも少しは「使わせない」、殺させない歯止めになれば良いな。 試験の次の日からボランティアするなんて自分でも呆れる行動力だと思ったが、 何もせず、ただテレビの前で報道を見て悔しがるのは嫌だと思ったのだよ。 まさに微力、殆ど無力に近いあたしなのですが、 何もしないで後悔するより、無駄でも何かして後悔したいじゃないの。 つい三日前に卒業したばかりなので余計に思うのですが、 それがあたしがこの六年間で学校で学んだことだと思うし。 本日の天声人語(朝日新聞)にあたしの好きな言葉が載っていたのだが、 アッシジの聖フランシスコの平和を求める祈りより 「わたしをあなたの平和の道具としてお使い下さい」 という言葉。 これは新約聖書のマタイによる福音書5章9節 「平和を実現する人々は、幸いである。 その人たちは神の子と呼ばれる」 という聖句に通じている(とあたしは勝手に思っている)。 この平和を求める祈りが頭の中に残っていたから、ニュースを見て いてもたってもいられなくて思わず参加してしまったのだ。 あたしのようなデクノボウな人間には平和を実現することは無理ですが、 せめてその道具くらいにはなりたいと思って。
何はともあれ、実行委員の方々、お疲れ様でした。 あんな地道な作業で6千人も集められたのは凄いことだと思うよ。 前日の雨の作業も、人文字サイズの変更など色々大変なことがあったが、 皆さん悪条件の中で全力を尽くしてらして本当に頭が下がる思いだった。 それだけの思いは、きっと伝わるものだと信じたい。 本当に本当にお疲れ様です。ささやかながら拍手を。
あんまり真面目なことだけだとあたしの日記らしくないので、 最後にちょっと不純なことも追記。 実は実行委員の中に一名、(あたし的には)とても素敵な方がいらして 仕事中、密かに目の保養になっておりました(笑)。 なかなかタイプにビシッと来る感じで(笑)。いやぁ、よかったよ。 もう会えないと思うと残念ねぇ〜。久々に好い男を見た。(女子校の虚しさ) ……あー、やっぱりあたしはオッサンだな。言動が。 さてさて、明日こそ泥で汚れたGパンとスニーカー洗わなきゃねー。
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