政教分離のもともとの意味とは違うものの。 平和活動、市民活動は大いに結構だと思う。 みなさん実生活もお忙しい中で、常に平和活動に心を留められ、 時間も労力をも惜しまずに注がれるのには、本当に頭が下がる思いだ。
だけれども、必要なことではあれ、政治活動に参入されるとなるとお腹いっぱい。 政治への参入は平和への手段であるに過ぎないのだろうけれど、 結局そこにがっつり入ってっちゃったら、だんだん方向が怪しくなるのは必至ではないのか。 ヒロシマだからこそ、それくらいやらなきゃいけないのか、 それとも ヒロシマだからこそ、そこまでやっちゃいけないと線引きを厳しくしなければならないのか。 誰か公式立てて解いてくれないか。 混乱するばかりで甚だ困却であるよ。
今日は法学部の専門授業を取ってるんだけれど、 他学部で実際的な学問をかじってみると、改めて ――わたしゃ一体、世の中に本当に役に立つことを勉強しているんだろうか。 と省みて不安になる。 倫理学なんて、実際的に役に立つものかしら。 近年モラルの崩壊だのとマスコミで騒がれたり、お偉い先生方が御高談なさったりしてたが、 目に見えないものの重要度を考えるのはとても難しい。 なければ当然困るんですよ。でも、どれくらい困るんだろう、って考えるのは大変。 想像力に欠けるから、具体的な議論が出来ない。 漠然とした議論は苦手だ。抽象的な概念論はあほうな私には手に余る。
畑違いで比べてみるだけ、そもそも可笑しなことなんだけどねー。 いやぁ、自分には向いていないとはわかっているものの、 法学部に入って政治でも勉強しときゃよかった! とか思ってしまったわん。……て思ったそばから寝てたけどね。
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