- 2000年06月23日(金)
★1・「非当事者」として
★2・エヴァに乗る世代
★1・「非当事者」として
04/07/01 編集
私は「理解している」なんて言えない。
「あなたたちはこうなんですよ」などと、したり顔で言うことはできない。
誰でも、人にはなかなかわかってもらえず、でもあまり触れたくない、触れられたくない、だからまたわかってもらえなくなってしまうことの多い「プライベート・ゾーン」を持っているのだと思う。
このことについても、私はたまごさんとのやりとりで貴重な体験をしたように思う。
たまごさんがご自分から「からだ」のことに触れるまで、(多少生硬な感じになってしまったけれど)「あなたのからだはいったいどうなっているのですか?」という、してはいけない質問をしないですんだのだ。
(はじめのうち、話題が違う方向に向かっていたから、ということもあるのだけれど…助けられました、takaharuさん!)
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私は、やっぱり今でもまだ自分の身体についている男性器を人に見られることは、男性だろうと女性だろうといやです。
たとえば、公衆浴場のようなところで見られるのもいやです。
(だいいち、「男湯」に入ればいいのか、「女湯」に入るべきなのか、今はもう分からないのです)
多くの男の人たちはこう言うでしょう。
「男なんだから、男湯に来ればいいじゃないか!」
また、女の人たちは言うでしょう。
「やめてよ、気持ち悪い!」
…もっともだと思います。
でも、言われた私は傷つくと思います。
だから、「温泉に行こう」というようなお話は、誰ともできないのです。
私にとっては、「温泉に入る」ということが、すでに私の「プライベート・ゾーン」にかかわる問題になってしまうのです。
私はインターセックスの問題については非当事者です。
でも、自分の体験することを思うとき、(種類と方向が少し違うために)もしも私には理解できないことだとしても、せめて気持ちを察してあげることだけは、できるようになりたいのです。
私自身が、「理解してはもらえない」人々から、察してほしいと思うから。
「おまえは、女に対して何かあこがれのようなものがあるようだが、男は男なんだから」
(付記:この言葉を言った人は、「理解していない」けれど察してくれたのでした。実は、その人にはとっても感謝しているのです)
(前のと同じところへの書き込みです)
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★2・エヴァに乗る世代
at 2000 06/23 10:04 編集
=今、「17歳」。
不安を受け止めて。
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