- 2000年08月24日(木)
★1・「封印された叫び」(斎藤学)
★2・「下品な音楽」
★1・「封印された叫び」(斎藤学)
at 2000 08/28 03:11 編集
(心配してくれている人へ…ほら、生きてます。だいじょーぶよ♪ 食べてないけど…ウソ。さっきね、「塩羊羹」食べたっ♪)
まだ読み終わってない。
難しい。
たぶん、本当は「ノート取りながら読まなきゃいけない」ところもあるんだろうな、って思いながら。
でも、「ノートなんか取っちゃダメっ!!」というところもあり。
はっきりした「レイプ事件」を扱っている箇所では、(私は<女性として>レイプに遭ったことなんか、絶対ないはずなのに!!?)息苦しくなり、身体が震えた。怖かった。
なんでそういう「虚偽の記憶」を持ってしまうのか。
実は、読んじゃいけないのか。私は。
ときどき、「報道が類似事件を多発させるんだなあ」と思えてしまうことがある。
でも、これからの世の中、どう考えても、起きてくる事件を以前のように「隠蔽した記憶」に留めておくことができなくなっていくようにも思う。
(例えば、私は「隠蔽」されてだんだんおかしくなっていったと思うけど、もしも私が今、「子ども」だったら、同じような目…私の中で起こっている事件から目を背ける、ということ…には遭わなかったと思う。)
じゃあ逆に何でもかんでも「公開」してしまえばいいのか?
きっと、「見せ付けられる事実」に対して「強い心(or適切に反応できる心)」が、求められていくのだろう。
どんなに怖いことでも、そうして実はそういうことがらが総数としては減少しているのだとしても、そのことに触れてしまう機会は増えていくだろうから…
(ほぉら! 難しい本を読むと、それに簡単に影響されて私の文章も「いみふめ」になっちゃうじゃないの!!;
あ、でも、念のため、斎藤先生の本は、全体としてはとても分かりやすい内容なんですよ。
それに、悪い影響が出にくいように、ぼかすべきところはちゃんと良識的にぼかしてあるし。
もしも「過敏な反応」があるとしたら、それこそ私自身の問題だと思う、それは。
だからね、逆に自分の反応見て「症状」を知る手がかりにすることもできると思うわけ。
そういう「客観的な視点」を与えてくれるような仕組みにはなっていると思う、この本は…
お薦めですよ♪>みなさま)
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★2・「下品な音楽」
at 2000 08/24 15:15 編集
音楽にさえなっていない「下品な音*」はたくさんあるけれど、音楽の表現力を思い切り駆使して「下品さ」を表そうとしたもの、めったにないけど、有名な曲で1曲(正確には「1楽章」)私は知っている。
ベルリオーズ作曲
「幻想交響曲」第5楽章
「彼女の登場のテーマ」とか「怒りの日」とか「ファンファーレ」とか…
あれほど「下品」を狙った音楽、私は他に知らないぞ。
ビートルズの「I am the Walrus」だって、「下品」の向こうにはちゃんと「行き場のない不安・怒り」があるし、ブルーハーツの「リンダリンダ」なんて、(私はよく知らないけれど)「下品」なんて言ったら、きっとファンの人が怒っちゃうよね?
私には、言葉どおり「どぶねずみみたいに 美しくなりたい」と、聞こえる。
(だから、ここで比較するのは基本的に「間違い」だよね。失礼しましたm(__)m)
近いのを一つ、ビートルズで思い出した。「Sexy Sadie」インド人を批判する歌だけれど、あれは「下品」がやや勝ってる…
あ、あと、「The Continuing Story of Bungalow-Bill」も、内容的には「お下品」(「お」がつく程度)。…ああ、あれはもっと深刻なお話だった。こちらは曲の「お下品さ」が目立っているのかも。
いわゆる「猥歌」は、歌詞の下品さをメロディーの上品さで補ってしまっているし…。
うーん、やっぱり、メロディー・リズム・ハーモニー、果ては構成まで含めて、全力で「下品さ」を表現したものは、「幻想5楽章」しか思いつかないよー。
注:音楽にさえなっていない「下品な音*」
言葉のこと。
言葉の場合は、自分では下品な「つもりではない」場合でも、本人の品性を反映して下品に「なってしまう」ことが多くありますよね。
(某有名プロヴァイダー系の掲示板で、「2ch」に影響された発言を見てしまった……電話代返せー!! なんか、すぐにマネする子が多いんだもん。ぷんぷん)
あ、そーだ!!
一つだけ思い出した。っていうか、パターンでよくあるんだわ、これが。
「音楽のこと知らないクセに音楽でモテたがるヤツの音」
いつも聞き流すので、思い出すのに時間がかかった。
(やっぱ思い出すんじゃなかった)
知は力なり。
無知は暴力なり。
最後に。「君が代」について。
日本人に決して馴染みのない感性と方法で作曲された曲。
ちょっと、鳥肌モノ。
今では政治的に「国歌にするのは反対!」というのも聞かなくなったけれど、もしかしたら日本人が「日本らしさ」をいかに「特殊なもの」にしておきたいか、ということを表すために、あんなに不思議なものを作ったのかもしれない。
政治はもうどうでもいいとしても、音楽的には絶対に聞きたくない曲。
ああ、私って、なんて愛国者♪
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