- 2000年08月27日(日)
★08.27-1・魚の寝床
★08.27-2・読了「封印された叫び」
★08.27-1・魚の寝床
at 2000 08/28 04:41 編集
気持ちの悪い夢を見た。
私は、なぜか知らないけれど5つぐらいある水槽に、交互に潜っては中にいる水棲動物を「見て/観察して/関わって」いた。
そのうちの一つが、急に騒がしくなってしまった。
いちばんたくさんの種類の魚類(だったと思う)が入っている水槽で、表面にしぶきが立つほど魚たちが暴れだしてしまったのだ。
ちょうど私が中で泳いでいるとき、そのことを察知した「誰か」が、波立つ水面を「封じてしまった」。
私は魚たちといっしょに、水面いっぱいにぴったりと敷かれてしまった岩の板の下に閉じ込められてしまったのだった。
<これは惨い>
と思った。
けれど、どうすることもできないので仕方なくその中を泳いでいたら、だんだんと巨大な魚たちが死に始めたのだ。
怖かった。
「出して下さい」
「誰か」に懇願した。
私自身も息ができなくなり、このままではいずれ死んでしまう、と思った。
恐怖が増した。
ようやく岩板が外された。
私はもう息をしていない大型の魚を見ながら、喘いでいた。
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★08.27-2・読了「封印された叫び」
at 2000 08/28 04:41 編集
・カヴァーと中表紙の挿画の意味がわかった。
・中断していたところから先を読んでよかった。
偶然か必然か分からないけど、止まったところを転機点として、内容が変わる。
たぶん、先週読むよりも、今日読んだほうが良かった内容。
だから、この偶然or必然に、感謝。
・何度も泣いた。きっと、私にも同じ思いがあるのだろう。
・私も「サバイバー」「スライバー」『として』文章が書けるようになりたい。
今はまだ、トラウマの真っ只中にいるようだ。
きっと「サバイバーの『つもり』」とか「スライバーって『羨ましい』」とか、そんな程度なのだろう。
「封印された叫び―心的外傷と記憶―」
著者:斎藤 学
出版社名:講談社
定価(本体):1800円
出版年: 1999年12月3日
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