原案帳#20(since 1973-) by会津里花
★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲

2001年11月06日(火) 断片集(生活+萩尾望都) / 夢に出てきた父 / 他

★1・断片集(生活+萩尾望都)
★2・隣の芝生
★3・運勢(^^;本文は字数制限により割愛(^^;
★4・@ケータイ(起きれない
★5・夢に出てきた父
★6・自己肯定……



★1・断片集(生活+萩尾望都)

ねえみんな、聞いて聞いて!!

なんだ、なんだ??……って別にたいした話じゃないじゃん。

「10月の原案帳」の「もくじ」
原案帳・2001年10月Index(お試し版)
(↓のURLも同じ)
*10月に私が書いた戯言が、書いた順番に素直に並んでいます!
*タイトルをクリックすれば、目指す記事までひとっ飛び! じゃんぷ、じゃあーんぷ!
 (手作業で作った……ああ、疲れた……)

自分では気に入ってるんだけど(^^;

……で、なんか実はまるで意味ないことやってるんだけど、ミョーに達成感があったから、いったいどういうことなんだろう、って昼間寝て夕方起きて考えたの!
(……そんなことより、まともな生活、早くなんとかしろよ(-_-;>自分) ま、まあ、それはおいといて(^^;

そしたらね、わかったわよ!!

「10月の自分」を見直したかったのよね!

……
って、「日記を整理する」っていえば、ふつうそういう意味なのでは?
ナニを当たり前のことを……??σ(-.-;?

まあ、そういわないで。
例年、私にとって「10月」っていうのはけっこうタイヘンな月なので、今年はどういうことになっちゃったんだろう、という気がしていたんだわ。
なんだか、今年の10月は、ぐだぐだしながらも乗り切れたみたい。

「月」のことを書いていたら、こんな発見を思い出した。
『赤毛のアン』に、アンが養母のマリラに向かって
ああ、マリラ。この世に十月というものがあって、ほんとに嬉しいわ。
もし九月から、いきなり十一月になったら、とんでもないことだわ。
……」
と語る場面がある(第16章)。
この本の邦訳をした松本侑子さんが出している「幸せになる『赤毛のアン』の言葉」というMLを出していて、その中でも取り上げられていたから知っている人も多いかも。
(興味のある方は「赤毛のアン電子図書館」をご参照ください)
で、↑の言い方、「どっかで見たことある」と感じる人、
私のHPを見ている人にはあんがい多いのでは?

そう!
ニュアンスは全く変わってしまっているけれど、
萩尾望都『11月のギムナジウム』
の中に、ほとんど同じ言い回しが出てくるのだ!
お話のほとんど終盤、
エーリクとトーマがそっくりだという不可解な事実の陰に何かある、
ということがわかりかけた折、トーマが病死してしまい、
「委員長」(ユーリじゃなくて「フリーデル」という名前で、このお話では脇役)が
エーリクに真相を打ち明けようとする……
という、ちょうどクライマックスのさなかに、そのせりふは出てくる。
フリーデル「おはよう エーリク」
エーリク「おはよう フリーデル 
 この寒いのに どうしたんだい」
フ「十一月が おわるなって 考えてたんだ
 そしたら 十二月が来るな

エ「そりゃ そうだろ 飛んで 一月は 来ないよ
……
いわゆる「二十四年組」と呼ばれる漫画家の先生方は、
多くが幼少の頃には「文学少女」だったのであろう。
萩尾望都の作品にも、あっちこっちに、いかにも「少年少女名作図書館」からもらいました、
というような描写が顔を出す。
(某数字のつく名前の掲示板で「日本を書かないで西洋ばっかり書くのはおかしい」とか書かれていたけど、
確かにそうだなとも思いつつ、別にそれでもいいと思う。
だって、文化的に「日本」はとても作品の「文化的背景」にはなりえなかったのだろうから、
「少女漫画」という媒体で表したいと思うものの)

今、『赤毛のアン』を読みながら、いろんなことを考えてはくすくすっ、と笑ってしまう。

一つは、私にとってとても馴染みのある描写のほとんどを、
私は実は原典となる作品――『赤毛のアン』のほかに『若草物語』とか『小公女』など……――からではなく、
いわばその「二次創作」とでもいう側面を持つ、「少女漫画」から知ったということ、
あと一つは、「私にとって馴染み深い」というのは、
もしかしたら訳者の松本侑子さん自身が、私と同じように
「二十四年組」の漫画作品をたくさん読んでいて、
文体とか表現とか雰囲気とかにその影響がいろいろ出ているのかな、
ということだった。

いろいろ調べながら書いていたら、
ちょっとずつ書き込もうとした最初の気分とは変化してきてしまったけど、
今日は私、とてもご機嫌がいいのだ。

理由は他愛のないこと。
一つ。夕方まで割とよく寝て、すっきりしている。
一つ。起きてから、お湯も浴びたし、洗濯もしたし、
「生活ができている」という感じがする。
一つ。竹内まりや『Bon Apetit』を、ずっと聞いている。
かなり気に入った。

毎〜日ーがイエスタデイ〜……
ち、違うって(-_-;

でも、『毎日がスペシャル』の「スペシャル」を、あれこれ変えて歌ったら面白いだろうな。

毎〜日ーがprecious……
私、最初に聞いたとき、なんとなく「元はこの単語だったのでは?」と思ってしまった。
響きが合ってるんだもん。

毎〜日ーがdelicious……
過食?(念のため「過食」は決して「おいしく食べてシアワセ」というのとは違いますので、誤解なきよう(^^;)

毎〜日ーがquestion……
わからないコトだらけ。

毎〜日ーがふえっくしょん!
そりゃ風邪だよ。お大事にね(-_-;

毎〜日ーが……
みなさんも、考えてみてくださいね(^^)/

一つ。この家ではたぶん何年かぶりに、「とりめし」を炊いた。
まあ、材料だけ用意して一から作る、なんてのじゃなくて、
スーパーで「鳥飯の素」を買ってきて、それをいれてご飯を炊いただけなんだけど。
うちの風習ではたいてい「おひたし」を付け合せていたけど、
それも面倒なので冷凍のほうれん草を買ってきて((^^;ユルシテッ)、
おひたしの代わりにベーコンと一緒に炒めた。
3合炊いたけど、私も弟も、二人ともおかわりして、あと1杯分くらいしか残ってない。
なんか、久しぶりに「団欒」が帰ってきたみたいで、
嬉しかった。

一つ。ニッセンで買った赤いタートルネックのセーターデニムのジャンパースカートが、
思いの外似合う(ような気が自分ではする)ので、
それが嬉しい。

お友達からも何人か、電話をもらったりした。

今の私は、同性か異性かを問わず「友人」はほしいけど、
「彼氏」はいらないような気がする。
「彼女」……??
もう懲りた。ぜったい、イヤ。

あ、女の子でも、私を女だと認めて、
はっきりと「レズ」というかたちで愛してくれるのなら、
いいかもしれない。
まだ慣れてないから、ヘンなことをあれこれ気にしたりするかもしれないけど。

でも、私に「男役」を無理強いする女は、ごめんだ。
(極端なことを言えば、それ以外だったら誰でもいいかも?!) ムセッソー!

あ…… は、話がずれた。
いずれにしても、私は「恋愛関係」には疲れた。

特に、なんで私に言い寄ってくる「オトコ」って、
けっきょく「自分が性的に満足する」ことしか考えてないんだろう??
とっても優しい人でも、けっきょくそう。
頭の良さそうな人でも、そう。
すごくがっかりした。

自分も男性ホルモンに支配されていた頃はあんなもんだったのか?
なんて、ふと思ってしまうと、いても立ってもいられないような羞恥心、
というより屈辱感とか罪悪感とかに近いような気持ちになってしまう……

ま、でも、私が「ヤリたい女(orおかま、NH)」を演出していたから、
オトコもそれにふさわしいアプローチをするしかなかった、とか。
そうじゃないところも見せようとしたんだけどなあ……

それとも、私ってけっきょくその程度の女(orおかま、NH)?


……なんか、クラいぞ。
過ぎてしまったことにいつまでもこだわるのはよそう。

そんなことより、心を開いて話せるお友達が、ほしい……
ああ、「ほしい」というより、いっぱいいるじゃん!
もちろん「いっぱい」って言っても、数人だと思うけど……
一人一人があんまり大切なので、
ついつい「いっぱい」いるような気がしちゃうの……

っていうか「数える対象」だとは思えない、
大切なお友達は一人一人が一人一人でしかないのだから。
「1」の次は、やっぱり「1」だわ。

やだ、みんなの顔が思い浮かんでくるよ……

会いたいなっ
心から。

(^^)/~~~

ためしに「ブックマーク」のれんしゅう。→この記事のトップへ
ページのトップへ



★2・隣の芝生

(オハヨー…… 徹夜しちゃった、また。
今日は午後からバイトだから、そろそろ寝なくちゃ。
でも、一つだけ)


3日前の記事「2001.11.03-1・はー、すっきりした(笑)」(ホントのタイトルは「オトコのニオイ」(^^;)に書いたこと、

男は、扱いにくいオプション

ということに関連して、男=オプションをコントロールすることは「父親」から教えられなければならず、

>もしかしたら「母親」からでは教わりにくいのかもしれない。
>母親の属する「女性」には、そんなわけのわからない「コントロール」を必要とするような
>「オプション」
>がないから。
>自分の内面的な体験とかでは、決して語れないことだから。


と書いたけれど、もしかしたらこれ、誤解を受けそうなので、しつこいけれど補足。
(その後に薄い色で注をつけたけれど、なんだかそこでもまだおかしな書き方しているような気がする、自分でも(-_-;)

女には男というオプションはわからない、と言ったけれどそんなことはなくて、
きっと「想像力」で補うことができるのだろうと思う。
もしも絶対にできないのだとしたら、
女に対して心からの思いやりを持つことのできる男、というのも
この世には存在しないことになってしまう。
その逆もまた同じように不可能、ということか。
男の気持ちがわかる女なんてこの世にいないのか。

男と女の間には、「深くて暗い河がある」というけれど、
決して渡れないことはないと思う。

私なんか、もしかしたら中州(なかす)かなんかにいるのかも?
流れが変わると水没しちゃったりして……

な、なはは(;_;)(泣笑)

そうそう、言い忘れちゃった。
↑で言及した「想像力」のことを、もしかしたら
ファンタジー(=性欲)
と、いうのかも。
そういう意味の「性欲」には、期待したくなってしまう。
決して「イッて出てオワリ」とかじゃなくて。
(↑ちょっとため息……かも…………)

この記事のトップへ戻る
ページのトップへ



★3・運勢

勝手にコピペ。
しかも、私、2時間後には起きてコンビニのバイト行かなくちゃならないっていうのに。
何やってんのよ?! もうっ。
(*(^^;……この日記、「1日分原稿用紙20枚」という規制があって入りきらず、以下一部割愛……(^^;*)

---------------------------------

明日(2001年11月06日 Tuesday)のあなた(1961年03月18日生まれ女性)の運勢は

●総合運 69点
(略)

●恋愛運 98点
(略)

●仕事運 88点
(略)

---------------------------------

作っただけ。
例のHTML、今は面倒くさいからやんない。
(1件作ったら全部で3枚のHTMLをいじらなくちゃならないんだもん)
ちょっとコワい電話がかかってきて、気が立ってるの。

それにしても――
本人が「恋人いらない」とか言ってるのに、恋愛運が「98%」なんて。
しかも、総合運めちゃくちゃ悪いし。

……何よりも、いつのまにかけっこう信じちゃってるし。
あーあ。まったく。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★4・@ケータイ(起きれない)

@ケータイ

バカな私。
これじゃ、バイトできないじゃないの。

ネットにハマっているんだ、これ。
理屈じゃないって。
やばいんだって。

(「バーチャルな世界にハマってて、よくないなー」
と、ある人に言われたけど、
まるでその人の言葉を裏づけるみたいなことして。
強い調子で言われたから、「従わなくちゃいけない」
とでも思ったのか?>自分)

これはかなりやばい。
また穴をあけてしまう……

この記事のトップへ
ページのトップへ



★5・夢に出てきた父

@ケータイ(寝床の中)

寒い。
身体が震える。

本当に、バカだった。
風邪だったんだ。
あの、不安な気持ちの正体は。

ちょうど、バイトに行かなければならない、まさにその時間に、私は寝入ってしまった。
このことについては、しっかり罪悪感を持つべきだ。
「自分を責めない」じゃない。
店長さんに申し訳が立たない。

と思ったら、また泣けてきた。

つい今、私は泣きながら目を覚ましたところだった。

夢。

早く書き止めないと、忘れてしまう。

「時」はめちゃくちゃだった。
今朝、私が「これじゃバイトに行けない」と焦りながら、それでもぱそにかじりついて、手作りのHTMLを手直ししている時だった。
でも、父は口がきけた。
私は、「ダンボ」の物語レコードを聞きながら、父に
「ありがとう」と言ったのだった。
「ダンボ」の物語レコード、というのは、確か私が生まれて初めて父から買ってもらったレコードだった。
(夢の中では、少なくともそういうことになっていた)

ああ、夢に出てきた父の詳細が、霞んでしまう…
いそがなくちゃ。
(つづく)

@ケータイ(寝床の中)
つづき

「ダンボ」があまりに面白かったので、私はそのことで父に
「ありがとう」と感謝した。
……たぶん、このあたりで半分くらい目が覚めてきたのだろうと思う。
「『ダンボ』の物語レコードを買ってもらったのは、2歳か3歳の時のことだった」とか、ヘンな分析を始めてしまったから。

でも、そんなこと、どうでもいい。

夢の中の父は笑っていた。
屈託なく、にこにこしていた。
夢だろうとなんだろうと、父の笑顔なんて、もうどのくらい見ていないだろう?
まして、私に向けられた笑顔なんて……

嬉しかった。
もう覚えていないけれど、夢の中の父は私に何か語りかけてくれたような気がする。
声は思い出せない、たぶん夢の中でも。
それは、私に与えられた「罰」だ。

夢と知りせば 覚めざらましを……

父がにこにこしながら語りかけてくれる姿を留めようとして、私は寝たまま、もう少し「目を覚まさないでいよう」とした。

ところが、目の前でにこにこして、しかも私に話しかけてくれる父の姿があんまり嬉しくて、私は泣きだしてしまったのだった。

半分目が覚めていたので、本当に声を出して泣いてしまった。

@ケータイ(寝床の中)
これで最後、あとちょっとだけ。

私は、泣いている自分にびっくりして、いっそう泣いてしまったのだった。

そうして、本当に目が覚めた。
それから先が、この文章の冒頭になる。

この記事のトップへ
ページのトップへ



★6・自己肯定……

(^^;字数制限により、本文は別のページへ(^^;
(わざわざリンク先まで飛んで読むような内容じゃないかも……)


「自己肯定……」本文へ

破綻。

この記事のトップへ
ページのトップへ


★表紙へ戻る★  ★#22★  ★#26★  ★セクマイ★  ≪前   次≫   ▲目次▲