- 2001年11月07日(水) 尊敬していた音楽家のWeb上での再発見 他
★1・尊敬していた音楽家のWeb上での再発見
★2・断片集(学校へ行こう・炭疽菌etc)
★3・こういうの「カムアウト」って言う?
★4・「MtFが男としてパスする」ということ(?!)
★1・尊敬していた音楽家のWeb上での再発見
「性転換した有名人の目録」、めっけ。
Metamorphosis Male to Female
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/4349/index2.html
の中の
人名録
http://isweb27.infoseek.co.jp/photo/metamo21/db/dbname.html
というコーナーだ。
中でもびっくりしたのが
ウェンディ・カルロス(http://isweb27.infoseek.co.jp/photo/metamo21/db/wendy.html)
という人で、これはそのままここに引用しちゃう:
以下引用--------------------------
ウェンディ・カルロス
本名:ウォルターカルロス。1939年生まれ
ムーグ・シンセサイザーの共同開発者として有名なカルロスは、1960年代後半に初めてのアルバム、「スイッチド・オン・バッハ」を出して、これがミリオンセラーとなった。
仕事は成功したものの、私生活では男の肉体を持って生まれた悩みのため修羅場に等しかった。
1969年5月、とうとう彼は、女として生きる決心をし、1970年のディック・キャヴェット・ショーの出演を最後に、ウォルターの名前で公衆の前に出るのをやめた。
1971年に、スタンリー・キューブリックの映画「時計じかけのオレンジ」の音楽制作をつとえめたあと、姿を消し、その翌年、1972年に性転換手術を受けた。
それから7年間は事実上の隠遁生活をしていたが、1979年のヴァレンタイン・デーに正式にウェンディという名に変えた。
そして同年5月のプレイボーイ誌で、生まれ変わった彼女が紹介され、センセーショナルな話題となった。
以上引用--------------------------
うわあ……知ってるも何も、『スイッチト・オン・バッハ』は
富田勲『月の光』とともに中学に入っていちばん最初の音楽の授業で聞いて、
その後の私の音楽活動を方向付けることになったと言っても過言ではないほどのショックと感銘を受けた、
私にとっては記念碑的な作品なのよーーー!!!!
こんなこと言ったらメイワクかもしれないけれど、思わず頭に思い浮かんでしまった言葉は、
なかま
だった。
「ウォルター・カルロス」時代はしっかり「男としてパス」してるし。
「音」の世界への感性が、心の中に秘めていた「女性としての自分」を目覚めさせてしまうことも、あるのだ……
「女は機械が苦手」というのは大嘘だということも、改めて思い知った。
ただ単に「機械のための機械の話」が苦手なだけだろう。
ムーグの音作りは、そういえばなんだかお菓子を作るのに似ているような気もするし。
それとも、ハーブかな。
編物かな。
……
想像すると、楽しいな。
そういえば、私も先輩の家でシンセサイザーをあれこれいじらせてもらったことがあったっけ。
なんだか、甘い思い出だな……
劇音楽を作ったり、とか。
おりしも、耳元のラジオでバッハがかかっている。
(……って書いたら、あ、終わっちゃった。次はパガニーニだわ)
むせ返るようなお茶畑の、淡い緑色の香りとともに、私の思春期を迎えてくれた音楽……
それがバッハであり、富田勲であり、ジャズだったりビートルズだったりした。
それらはみな、私が男でなくてはいけない、なんて一言も言わなかった。
ウォルター・カルロス改めウェンディ・カルロス――
再会できて、とても嬉しい。
公式HPもあるし、よろしければ一度、おいでませ↓
Official Wendy Carlos Online Information Source
http://www.wendycarlos.com/
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★2・断片集(学校へ行こう・炭疽菌etc) (冒頭に追記ですけど……後半、政治の話がすごく「くどい」です。どんどん逸れてくし(-_-;
めんどくさいから推敲しないけど、読まなくていいです。
いつもの「繰言」だから……。
ったく、ババアは困るぜ!>自分)
★学校へ行こう!
「みのりかわ乙女団」といい「小学生の主張」といい、
なんてジェンダーフリーな状況なんだろう?!
特に、神奈川県のなんとかいう小学校を今回の舞台とした「小学生の主張」は、スゴかった!!
「将来はジャニーズ事務所に入りたい、って言ったら、お母さんにあなたはぜったいダメ、って言われましたあー!
だって、ボク、……女の子だァ〜〜〜!!」
あ、唖然('o';;
と思ったら、
「ワタシの好きな人は、森田さんデス……
最近髪の毛が伸びてきて、シャンプーに時間がかかるのが悩みデス……
でも、ワタシ、……(この辺どういう言い方したか覚えてない)
……実は男の子だァ〜〜〜〜〜!!」
Σ( ̄口 ̄;ひええぇ〜〜〜〜〜。
いっぺんに二人も出てくるとは!
しかも「男女1人ずつ」って、それ、もしかしたら
「男女平等」?!
ちょっとヘンかも……
でも、面白かったぁ(^^;
二人ともかわいかったし、健気でいじらしいとも思ったし、
何よりも健康的だった。
じめじめしていなかったのが、よかった!
「みのりかわ乙女団」では、「今野くん」に「告白」された「スーさん」が、
なんだか口を利かないと思ってたら、
椅子取りゲームでは優勝しちゃうし、
即興劇では男言葉!!
ゼッタイあれ、意識してるよー>告白 (-_-;
私が小中学生の頃、あんなに自由に自分の「性」について表明できるチャンスがあっただろうか?
もしもあったら、こんなにごつくなる前にさっさとトランスしていたかも。
それとも、ファンタジーをカムアウトすることで、
逆に男のアイデンティティへと矯正されてしまったかしら?
もちろん、過去に「if」は禁物だけど。
(だからこそ英語の「仮定法」はわざわざ現在に対して「過去形」を用いる、とか?)
私が唯一覚えている「性教育」といえば、
定番「女子だけ体育館に集められて生理のお話」、
それを「なんでそんな不平等が許されるんだ!」と憤慨している自分、それだけ。
……そうそう、仕方ないから自分で調べたんだっけ。
もっとも、それで「自分にはそういうものはゼッタイに来ない」ということも
はっきりとわかってしまい、
ほっとするやら悔しいやら、でした。
中学からは「性教育の代わりに受験勉強」という学校に入ってしまったので、
そういうタイプの教育は全く受けた覚えがない。
家庭でなど、もちろんありえなかった。
父なんかは「遊び」に詳しかったみたいなのに、
性についての話題なんてお茶の間では口にしなかった……って、
そりゃ当たり前か。
母も、私のことを「男の子」だと思っていたから、
そういうことについては戸惑うだけで、
何も教えてはくれなかった。
今思うと、母には弟もたくさんいたのだし、そのおむつを換えたりもしていたのだから、
自分のことじゃなくても、せめて「対処」ぐらい知っていそうなものなのに。
……でも、母が私を「自分(母)とは違う性」と見ていたかどうか、
なんとなくはっきりしていなかったような気がする。
なんでやねん??!!
★炭疽菌
そういえば、「テロ」というより「テロ報復戦争」(それにしても「不名誉」だよねー……)のことはよく書くけど、
「炭疽菌」のことは書いていないなあ。
で、つい今さっきニュースを聞いてたら、
炭疽菌テロに対しては出どころについての手がかりさえろくろくつかんではいない、
とかいうことを報じていた。
これが「アメリカ」??
私のある友人は、「アメリカは自由な国だからセキュリティは甘くなる」と言っていたけれど、
世界中を自分の意のままに操ろうとしている国家が
「情報戦」をそんなに軽んじているとは考えにくい気がする。
こりゃあ、やっぱりCIAかな。
CIAは真相を知っていてもFBIに渡さないことがある、って
確かウォーターゲート事件か何かの時に聞いたことがある。
「真実の独占」なんて、旧ソ連並みじゃん。
10年古いよ。
もしかしたら、「アメリカ帝国の崩壊」は、思ったよりずっと早いのかもしれない。
もともと、50個以上の国があれほど強くまとまっていられるのがどうかしていたんだから。
あと、「ラマダンに入ってからも戦争を続ける」みたいな宣言をしていたのは、
早いところ撤回しなくちゃ。
(行き違いゴメン……もしももう撤回していたらこれ、ナシにしてね(^^;)
そこまで言うと、連邦政府がいかにも「キリスト教原理主義国家」に見えてくるよ。
タリバンどころか、イラクもイランも責められないじゃん、それじゃあ。
まあ、いずれの宗教に対しても「原理主義」に染まることのないラッキーな日本人は、
仲間に引き入れられるのを避けていればだいじょうぶ……
のはずなんだけど、なぜか神道が大好きなはずの政党が
キリスト教原理主義と仲がいいんだよね……
冷戦はとっくに終わってるのに。
ま、私はどこが替わりになってもいいから、
冷戦構造の落とし子・自民党を、政権から早く降ろしてあげようね。
「替わりがいない」じゃ済まされないよ。
世界の流れに置いてかれちゃうじゃん。
世界情勢がいちばん「まとも」に見えてるのは共産党なので、
私としては共産党政権希望。
でも、そこまでやったら反共アレルギーのアメリカあたりが
武力攻撃しかけてくるかな。
それともCIAの工作員を送り込んできて、
国内の治安や経済を混乱に陥れるかな。
それが典型的なやり口だからね……
あっ、そうか、だからてきとうにあたりさわりのない
「カンバン」
を掲げているところにとりあえずやらせたらいいのか。
「民主党」なんて、アメリカ人にはわかりやすくていいよね。
おんなじ名前の政党、あるし。
ついでに「共和党」も作ったら?
あ、そりゃムリか。
だって「共和制」にしちゃったら、天皇制は廃止、だもんね(^^;
なんだ、日本では「共和党」=「憲法違反」なのか。
「日本国憲法はアメリカからの押し付け!」って
今でもぐちぐち言う人、なんていうかな。
そんなこと、もうどうでもいいじゃん。
バカみたい、拘るの。
先進国で最も理想的な憲法(=途上国では類似の憲法を持った国があんがいたくさんある)を、
この際、誇ろうよ。
日本語そのものと同じように、エスニック、辺境の国家として、
たとえば「発展途上国」と呼ばれているような国ぐにの
力になろうよ。
……って、なんだか創価学会あたりが言いそうなこと言ってるね、私。
別に私、仏教徒でもないんだけど。
(っていうか残念ながら仏教徒にはなれない。
だって、キリスト教の洗礼受けたし、神さまがいらっしゃるの知ってるし。
仏教から学ぶところはたくさんあるし、
「あっちはマチガっている」とかおろかなこと、
ゼッタイ言わないけれどね。
それじゃ「ラマダンを無視して戦争続行」って言うのと、まるで同じじゃん!)
……
終わらないからこのくらいにします。
なんかミョーに政治の好きな、ババアの独り言。
男性ホルモンの影響が強く残ってるから、癖が抜けないのよ。
政治的に人や社会を「括って」まとめようとするのは、とても男性的。
女は、常に自分が現実的・具体的に「今、ここで持っている」人間関係の中から人や社会とつながっていこうとする。
どちらが良い悪いでも、勝る劣るでも、ない。
ただ単に「違っている」だけ。
実は私も、ぶつぶつつぶやく以外は「政治的」に人や世の中を動かすことなんか、これっぽっちもできない。
それくらい、わかってるもん。
したくもないし。
予告編(?!)
次は「MtFが男としてパスする」ということについて書く……かもしれない。
気が変わらなければ。
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