今日、合唱の講習会があったんですよ。 講師はトライトーンというアカペラグループの5人。 参加者は150人ちょいくらいかな。
世界に一つだけの花とか、まちぼうけとか 色んな歌を歌ってくれましたけれど、 もうホントに、どの曲もかっこいいったらない。 一曲一曲をきくたびに、 ハーモニーが心に染み入りました。
声もかっこよく綺麗だし、 音程やハーモニーも気持ちよくきちっとはまってる。 一体どうやったらあんなに、正確に純正律(ハモる音程)に声が入るんだろう。 驚くことや、すごいなぁと思ったことはいっぱいあったけど、 私が何よりすごいと思って、身に付けたいなぁと思ったのは 「リズムにのる」っていうこと。 16ビートとか、何かいろいろお話を聞きましたが、 トライトーンの人たちが歌うのを見ていたら、 説明なんかよりも、もう、一目瞭然だった。 リズムにのるって、歌をうたうときには当たり前のことだけど、 私達はあまりできてない。ポップスは特に。 トライトーンの人たちは、リズムの上で、 メロディを歩きながらくるくる、くるくる躍ってるみたいだった。 きっとクラシックでは「旋律に流されながら舞う」とか そんな感じなんだろうなぁ。
「力を入れないで♪リズムにのって♪」 って講習の時、言われました。 正しい音、正しい和音にとらわれて、 知らず知らずのうちに、肩に力が入ってたのかも。 「表情をほぐして♪気持ちは顔にでるよ♪楽しく☆楽しく☆」 いつのまにか、うまいことにこだわってしまっていたのかも。 理論とか、そんなのばっかり頭で考えてしまっていたのかも。 「自分を出して♪だからこそ、みんなと合った時嬉しいんだよ♪」 そっか。自分を封印したままの状態で合っても、 それは本当の喜びにはまだまだ遠い。 自分を解放して、そうしたらなかなか合うのは難しいけれど、 だから、みんなで理解しあおうとして、合っていくんだね。
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