---□□草原で独り言□□---

2006年01月30日(月) ケンカも仲直りも

もう何年ケンカしてないだろう。誰かに怒って、むこうも怒って口喧嘩。しないな。私がちょっとムッとして言ったら、ムッとして返されるという程度。いつからか、ケンカを起こすのはコドモっぽくて恥ずかしいことだと思うようになった。わざわざ面倒を起こすこともないと諦める…それが大人になるということなのかも知れない。
だから仲直りの仕方も忘れてしまった。もう何年も心から「ごめん」って面と向かって謝った覚えが無い。
喧嘩しようと思ったことがある、どうしようもなく腹がたったことがあった。友達だと思っていた子が、ある一期を境に、ただ私を見下した優越感で私に優しく仲良くしていたことがわかった時。私は本当に仲の良い仲間だと思っていた、なのに、違った。彼女は、私に彼子ができてからほどなく、私の彼氏と交際をしていた。私に隠れて。そして私が彼と別れた後、私が一人道を歩くのを眺めながら、彼とのスリルを楽しんでいた。見つかったらどうしようというスリル。彼女は友情じゃなく、優越感で私に接していたのだ。私が彼女に友情のことばをかけるたびに、彼女は何も知らない私への優越感でさぞ楽しかったことだろう。残念ながら「友達だから、言えなかったんだよ。ごめんね」と言われても、彼女の性格を知る者は誰もがその言葉が嘘だと思う。そういう子なのだ。男にだらしがなく、しかし計算高く女を魅力として、見栄をはる…それはわかっていた。
それでも私は同じ部活の仲間として、友達だと思っていた。なのに、友情だと思っていたものが、ただ優越感からの愛想だとわかった瞬間…とてつもない裏切りを感じた。それ以来、私は彼女を友だと思うことはない。部活の同窓は五人、その仲間内を壊さないために、彼女に対して「全部わかっているよ〜」というフリをし、仲の良い愛想をふりまくだけだ。
私は改めてこの言葉を投げ掛ける以外に、彼女を友だと思えることはない。
「あの時の友情だと思っていたのは、やっぱり優越感からだったんだ?」
ケンカ腰でいえば、ケンカになるだろう。仲直りもできないかもしれない。しかし、ケンカをするのは仲直りをしたいためだ。今のままなら、いつまでも終わらない裏切りの連続だ。


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S.Soraka [MAIL]