---□□草原で独り言□□---

2006年02月09日(木) 臆病なだけ

誰かが私を罵ろうとするなら、「臆病者」と言うのが最もふさわしい。今までに言われた言葉の中で、私が唯一納得した言葉だ。今まで悪口を言われても、全て「それは勘違いだ」と思うもので、誤解されたことの傷と、苛立ちしか感じたことはなかったのに。昨年の秋、師である人にそう指摘されて、私は今までの私のたくさんの悩みは臆病から生まれていたのだとわかった。今までは悩むだけで、満足していた。どうしようもない情けない自分を見つめながら、嘆くことで自分をせめて美しくしようとした。自分独りで、自分だけの世界を作って、せめて考えることで、何かにひらめく瞬間を待っていた。だけど、そのひらめきをくれたのは私ではなくて師だった。
臆病は良か悪かは私にはわからない。ひとおもいに悪だと決めたくないのも、自分を悪だと醜く思いたくない臆病なのかもしれない。
だけど臆病じゃなくなったなら、人と自然に向き合えるようになるかな。毎日の心が晴ればれしくなるかな。
これからも臆病者の私はたくさん悩むだろうけれど、臆病にならない振る舞いをしていきたい。


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S.Soraka [MAIL]