---□□草原で独り言□□---

2006年09月01日(金) 朝、午前4時

夏休みをしばらく過ごすと、寝坊になります。
いえ、寝坊なんて年中なのですが、ここ最近はほんとにマズイです。
夜眠れた上に、朝起きるのも遅いっていうのじゃなく、
夜眠れないせいで徹夜して、朝にやっと眠気がくる。
そして、朝六時頃に眠り午後三時に起きる。九時間睡眠。

七月あたりにも何度か夜更かしをしてしまい、
カーテンめくったら朝だった…ということも幾度か。
そのときは四時ころでも明るかった。


大学三年生も残すところ後期だけ。
まだ暑い日々が続くといわれているし、
実際暑いから、夏の感じなのだけれど。
この季節が終わったなら…?
もう、考えなくてはいけない。
どんな道を選ぶにせよ、
もう、現実から逃げるわけにはいかない。
逃げている時間はない。

なんとなく、途方にくれる。
私はもう21歳なのだということ。
大学生で、あと一年半で卒業なのだということ。
「進路」というより「人生」の言葉がしっくり聞こえる…
そんな年齢。

わたしのじんせい
いきていかなくてはいけないということ


「秋」なんてきてほしくなかった。
三年生の後期が始まるということ。
本当に苦悩の時間がもうすぐやってくる、
人としていきていくために乗り越えなくてはならない苦悩がくる。


眠れない夜、カーテンをあけたら
もう明るい朝がきていた七月。
だけど、いまさっき。
外へ出たたけれど、まだ夜だった。
そうか、もう九月なのだから。

確実に季節はうつろうとしている。
どんなに願っても時間はすぎていってしまう。
だから、一時を、一日一日を大切に過ごすしかなくて、
そうして納得していくしかなくて。

わかっていても、心のおくそこで
「ずっとこの明るくて、さわやかな夏がつづいてほしい」
そう思っていた。
時間が経っても、知らないふりをしていた。
「まだ夏」そう思っていた。


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S.Soraka [MAIL]